2025年11月開催「保健活動を考える自主的研究会 長野研究会」の昼食に
スマートミール基準に適合した弁当が提供

長野県A・コープのスマートミール5品の展示も

 
11月 8日, 9日に,長野県長野市で開催された「保健活動を考える自主的研究会 長野研究会」の
昼食に,会場となったホテル国際 21の協力で,スマートミール基準に適合した弁当が提供されました。
 
日本高血圧学会の減塩食品リストに掲載されている「 JSH減塩食品」をうまく取り入れることで,
減塩しながらも満足できる味の栄養バランスの良い弁当が実現されていました。
 この研究会は,主に市町村で住民の健康づくりを担っている保健師,管理栄養士・栄養士の方の自主勉強会で,今年は,現地参加約   300名、ウェブ参加が   1200名だったそうです。会場には,減塩食品を製造・販売している   16の企業担当者も参加されており,脳血管疾患・高血圧対策の一環として地域の減塩を進めたい自治体担当者と,減塩食品の製造・販売に取り組んでいる食品企業とのつながりができ,これをきっかけに地域の減塩施策を進め,スマートミールの認証取得に至った自治体も複数あります。
 
 会場では,この研究会をきっかけに生まれた長野県   A・コープのスマートミール   5品目の展示もありました。長野市の「減塩環境整備」の一環で,長野県 A・コープの協力を得て実現し,県内の全店舗で販売されています。 https://www.city.nagano.nagano.jp/n106500/contents/p005610.html
 栄養バランスと減塩の基準をクリアするだけでなく,スーパーマーケット店舗での調理操作のやり易さに配慮することで,これらの弁当が実現したと聞いています。私も試食させていただきましたが,市販の弁当を食べ終わったときに残る「しょっぱさ」は全くなく,と言って物足りないわけでもなく,美味しい味付けで満足度の高いものでした。
(報告・文責  武見ゆかり)