「健康な食事・食環境」認証制度とは?

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「健康な食事・食環境」認証制度とは,健康な食環境整備をめざした「健康な食事・食環境」推進事業の一環として行う制度です。 
 

「健康な食事・食環境」認証制度の概要

 

外食・中食・事業所給食で,「スマートミール®(略称スマミル)」を,継続的に,健康的な空間(栄養情報の提供や受動喫煙防止等に取り組んでいる環境)で,提供している店舗や事業所を認証する制度です。
 
この事業でいう,健康な食事とは健康に資する可能性のある栄養バランスのとれた食事をいいます。
つまり主食、主菜、副菜のそろう食事のことです。
複数の学会等からなる LinkIcon 認証委員会が認証を行います。
認証を受けた施設は,「健康な食事・食環境」のマークを使ってメニューやPOP等で「スマートミール®(略称スマミル)」を提供している店舗であることをアピールできます。


「健康な食事・食環境」認証制度とは,健康な食環境整備をめざした「健康な食事・食環境」推進事業の一環として行う制度です。 
 

「健康な食事・食環境」認証制度の概要

外食・中食・事業所給食で,「スマートミール®(略称スマミル)」を,継続的に,健康的な空間(栄養情報の提供や受動喫煙防止等に取り組んでいる環境)で,提供している店舗や事業所を認証する制度です。
 
この事業でいう,健康な食事とは健康に資する可能性のある栄養バランスのとれた食事をいいます。
つまり主食、主菜、副菜のそろう食事のことです。
複数の学会等からなる LinkIcon 認証委員会が認証を行います。
認証を受けた施設は,「健康な食事・食環境」のマークを使ってメニューやPOP等で「スマートミール®(略称スマミル)」を提供している店舗であることをアピールできます。


LinkIconスマートミール基準の科学的根拠 更新しました。 2023.12.05


※ 日本人又は日本人を含む研究,赤文字の文献が2023年12月に更新された文献です。
※ 認証基準に関する科学的根拠の更新は,運営委員会委員が担当し,定期的に行っていきます。

LinkIconスマートミール基準の科学的根拠 更新しました。 2023.12.05


※ 主に日本人又は日本人を含む研究,赤文字の文献が2023年12月に更新された文献です。
※ 認証基準に関する科学的根拠の更新は,運営委員会委員が担当し,定期的に行っていきます。

LinkIcon スマートミールの基準はこちらから

 

店舗や事業所の認証基準は以下のとおりです。
必須項目を満たす場合
必須項目に加え、オプション項目が5項目以上つく場合 ★★
必須項目に加え、オプション項目が10項目以上つく場合 ★★★
のつく店舗として認証します。
 
LinkIconPDFはこちら

  カテゴリー名 No 項  目
必須項目 スマートミールの基準 1 スマートミール(基準に合った食事)を提供している
2 スマートミールの情報を提供している
スマートミールの
プロモーション
3 スマートミールに「おすすめ」と表示するなど、選択時にプロモーションされていることがわかる
4 スマートミールの選択に必要な栄養情報等を、店内、カタログ、注文サイト等メニュー選択時にわかるよう提供している
「健康な食事・食環境」の運営体制 5 スマートミールを説明できる人が店内にいる
(中食の場合、問合せ窓口がある)
6 管理栄養士・栄養士がスマートミールの作成・確認に関与している
7 店内禁煙である(中食は対象外)
       
オプション
項目
スマートミールの展開 8 スマートミールの主食として,週3日以上,精製度の低い穀類を提供している
9 スマートミールの主食として,精製度の低い穀類を提供していることがメニュー選択時にわかる
10 スマートミールの主食量を、選択または調整できることがメニュー選択時にわかる
11 スマートミールの主菜の主材料として、週3日以上、魚を提供している
12 スマートミールの主菜の主材料として、週3日以上、大豆・大豆製品を提供している
13 スマートミールに、栄養成分表示(エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量)を示している
14 スマートミールの栄養成分表示に、飽和脂肪酸の量を示している
15 スマートミールが1日2種以上ある
16 スマートミールを選択するためのインセンティブがある
26※ スマートミールの食塩相当量は、1食「ちゃんと」は2.5g未満、「しっかり」は3.0g未満である
「健康な食事・食環境」の
推進
17 メニューに漬物や汁物をつけないことができ、メニュー選択時にわかるように表示している
18 ソースやマヨネーズなどの調味料を別添えで提供している(給食は対象外)
19 野菜70g以上のメニューを提供している(サラダバーを含む)
20 牛乳・乳製品を提供している
21 果物を提供している(シロップづけを除く)
22 減塩の調味料を提供している
23 卓上に調味料を置いていない(中食は対象外)
24 食環境改善のための会議等を定期的に開催している
25 従業員に対し、事業所(会社)から食費の補助がある(外食・中食は対象外)
   ※第4回応募から追加された項目です 

 
※ 第4回応募から追加された項目です。

LinkIcon スマートミールの基準はこちらから

 

店舗や事業所の認証基準は以下のとおりです。

必須項目を満たす場合
必須項目に加え、オプション項目が5項目以上つく場合 ★★
必須項目に加え、オプション項目が10項目以上つく場合 ★★★のつく店舗として認証します。
 

    No 項  目 外食 中食 給食
必須項目 スマートミールの基準 1 スマートミール(基準に合った食事)を提供している
2 スマートミールの情報を提供している
スマートミールの
プロモーション
3 スマートミールに「おすすめ」と表示するなど、選択時にプロモーションされていることがわかる
4 スマートミールの選択に必要な栄養情報等を、店内、カタログ、注文サイト等メニュー選択時にわかるよう提供している
「健康な食事・食環境」の運営体制 5 スマートミールを説明できる人が店内にいる
(中食の場合、問合せ窓口がある)
6 管理栄養士・栄養士がスマートミールの作成・確認に関与している
7 店内禁煙である -
             
オプション項目 スマートミールの展開 8 スマートミールの主食として,週3日以上,精製度の低い穀類を提供している
9 スマートミールの主食として,精製度の低い穀類を提供していることがメニュー選択時にわかる
10 スマートミールの主食量を、選択または調整できることがメニュー選択時にわかる
11 スマートミールの主菜の主材料として、週3日以上、魚を提供している
12 スマートミールの主菜の主材料として、週3日以上、大豆・大豆製品を提供している
13 スマートミールに、栄養成分表示(エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量)を示している
14 スマートミールの栄養成分表示に、飽和脂肪酸の量を示している
15 スマートミールが1日2種以上ある
16 スマートミールを選択するためのインセンティブがある
26※ スマートミールの食塩相当量は、1食「ちゃんと」は2.5g未満、「しっかり」は3.0g未満である
「健康な食事・食環境」の推進 17 メニューに漬物や汁物をつけないことができ、メニュー選択時にわかるように表示している
18 ソースやマヨネーズなどの調味料を別添えで提供している -
19 野菜70g以上のメニューを提供している(サラダバーを含む)
20 牛乳・乳製品を提供している
21 果物を提供している(シロップづけを除く)
22 減塩の調味料を提供している
23 卓上に調味料を置いていない -
24 食環境改善のための会議等を定期的に開催している
25 従業員に対し、事業所(会社)から食費の補助がある - -
      対象基準項目 25 23 25
  ※第4回応募から追加された項目です。      

認証スケジュール

「健康な食事・食環境」認証の応募は、毎年1月~2月末日です。
 
 

「健康な食事・食環境」推進事業とは?

 
 
 本事業は,「健康寿命の延伸」を実現のため,外食や中食でも健康に資する食事の選択がしやすい環境を整え,同時に適切な食事を選択するための情報提供の体制整備を行うことを目的としています。医療費が40兆円をこえる現在,健康寿命の延伸は,保健医療の分野を超え,経済政策の面からも社会の喫緊の課題であり,現在,日本人の食料消費(最終飲食費)の約8割は加工品と外食です。このことから,外食や中食でも健康に資する食事選択ができる商品を増やし,適切な情報提供を積極的に整える必要があります。
 
 本事業の背景には,平成27年9月に厚生労働省から,日本人の長寿をささえる「健康な食事」の普及に関する健康局長通知が示されたことがあります(厚生労働省:日本人の長寿を支える「健康な食事」の普及について )。この通知では,生活習慣病予防や健康増進の観点から,栄養バランスのとれた食事の普及がさまざまな食事の提供場面で一層の工夫や広がりをもって展開されることを目指し,「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の目安」LinkIconが示されました。そして,地方自治体や関係団体には,それぞれの地域や対象特性に合わせて,この目安等を活用・展開し,「健康な食事・食環境」について国民や社会の理解を求める活動を展開してほしいと協力が求められました。
 
 そこで,特定非営利活動法人日本栄養改善学会と日本給食経営管理学会が中心になり,栄養バランスのとれた食事がとりやすい食環境整備の推進を行うことをめざして本事業をスタートさせました。そして,本事業に賛同をいただいた生活習慣病関連学会や「健康経営」推進団体とともに,「健康な食事・食環境」コンソーシアムを立ち上げ,「健康な食事」認証制度を行うことになりました。