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Q1. あるイベントで,スマートミールの基準を用いた弁当を提供したいと考えています。認証を受けていないのですが,基準を使うことは可能ですか


A.「スマートミールの基準にそった食事」としてご提供いただくことは,問題ありません。事務局で,活用方法を把握したいため,ご連絡ください。
 

Q2. スマートミール認証の基準設定には,食事バランスガイドも考慮されているのですか。


A. スマートミールの基準は,厚生労働省の「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の目安」(平成 27 年9月)や日本人の食事摂取基準(2015年版)等を基本とし,さらに給食会社4社の実際のヘルシーメニューの献立分析を行って決定しました。
 したがって,直接的に食事バランスガイドとの関連を考慮して決定したものではありません。しかし,厚生労働省の「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の目安」は,主食,主菜,副菜の組み合わせに,適宜,果物と牛乳・乳製品をとることを推奨しており,食事バランスガイドとの整合性がとれた推奨内容になっています。以上より,スマートミールも,間接的に食事バランスガイドとの整合性が考慮されていることになります。

Q3. スマートミールとは,に書かれている「野菜がたっぷり」のたっぷりとはどれぐらいですか。


A. 第5回までに認証された外食・中食のメニューを解析した結果,野菜のみ重量(650kcalで調整した中央値)は,159g(25,75パーセンタイル値133g,202g)でした。
 

Q4. この事業で認証する「健康な食環境」とはどんなものですか?


A. 「スマートミール」を提供するだけではなく、喫食者の健康増進に資する環境を提供する施設を意味します。
以上より、認証基準項目には、「スマートミール」を説明できる人が店内にいることや、店内禁煙という項目も含まれています。
 

Q5. 給食事業における、有料老人ホームやサービス付高齢者住宅なども認証の対象になりますか?


A.  病院や高齢者施設については、個別の栄養管理を必要とするため、該当しません。該当施設は、事業所・大学・寄宿舎・寮とします。ただし,病院や高齢者施設等の職員食堂は該当します。
 

Q6. ビュッフェ方式のレストランや社員食堂は認証の対象となりますか?


A.ビュッフェ方式では,料理の選択・分量を各利用者が自由に設定できることから,「スマートミール」の基準に合っているかどうかの判断が難しいため,現段階では認証の対象外とします。
スマートミールの副菜をサラダバーにする場合も,「スマートミール」の基準に合っているかの判断が難しいため,対象外になります。
 

Q7. カフェテリア方式の社員食堂等は認証の対象となりますか?


A.  「スマートミール」の基準を満たした組み合わせサンプルが毎日提示されていることに加え、その組み合わせでの提供が確認できる仕組みをもっていれば認証の対象となります。
 

Q8. カフェテリア方式の場合、喫食者がどのような組み合わせで食べたのかがわかりづらいのですが、それでも良いのですか?


A. 主食・主菜・副菜といった単品を組み合わせたようなカフェテリア形式での食事提供の場合には,「スマートミール」に合致する組み合わせを提示することに加え,その組み合わせがどの程度選択されているかについて,モニタリング(3日以上,年に2回以上)をしていただき,その結果を提示していただくことが前提となります。 
 なお,モニタリングの仕組みとしては,精算レジシステムを活用した集計や,会計チェック時などを利用した観察,利用者アンケートなどが考えられます。事務局より問い合わせをさせていただく場合もありますので,その時には即答できる記録を保有しておいてください。
 仮に,応募対象となる商品がまだ販売されておらず,販売実績等がない場合には,今後予定している確認方法を提示してください。
 

Q9. ご飯がセルフサービスとなっております。応募できますか。


A. ご飯がセルフサービスでも,応募いただき問題ありません。ただし,スマートミールの基準にあう適正量をよそっていただくよう,環境(例:ご飯を盛る場所にスケールを置き,スマートミール基準のグラム数を示す等)を整えるとともに,適正量をよそっていることのモニタリング方法(3日以上,年2回以上)を応募書類の中に示し,その結果を提示していただくことが必要です。また,モニタリングの方法に加え,逸脱した場合などの取組方法も言及ください。応募時には,利用者がスマートミールの基準のグラム数を盛れる環境が整っている根拠(写真)をご提出ください。
 

Q10. 中食部門で,主食無しのメニューで,応募できますか。


A. 顧客がスマートミールの基準の主食量を準備しているかの確認が難しいため,現段階では対象外になります。なお,「主食を適正量そろえるとスマートミールの基準にそった食事となる」等と示してご提供いただくことは,問題ありません。
 

Q11. ネット通販のメニューは,応募の対象となりますか。


A. 中食部門で応募可能です。
 

Q12. 配食サービスは対象となりますか?


A.  中食の基準に該当していれば対象となります。ただし、治療食は対象外です。

 

Q13. 外食部門に申請された店舗・事業所で、お弁当などとしてテイクアウトができる商品を販売している場合、中食としての申請は必要でしょうか? 


A.  提供される「スマートミール」の内容が同一であるならば,中食での再応募は必要ありません。もし,異なるメニューをお弁当として提供している場合は,お手数ですが,中食部門でも,ご応募ください。
 

Q14.給食で,新型コロナウイルス感染症予防対策のため,一時的にテイクアウトのみで給食を提供しています。中食部門での応募になりますか。


A. 給食において,新興・再興感染症で一時的に提供方式をテイクアウトに変更している場合は,給食部門で認証・更新します。今後も継続してお弁当等を店舗販売し,不特定を対象とするものについては,中食部門となります。
 

Q15. 社員を対象とした健診のあとに,提供する食事について応募しようと思っています。社員向けなので給食部門になりますか。


A. 社員を対象とした人間ドックや健診であっても,継続的に提供される食事ではないため,給食部門では応募できません。社員以外の一般の方も健診に参加できる場合に限り,外食部門で応募可能です。
 

Q16.  人間ドック受診者に,幕の内弁当の形の食事を提供しようと思っています。中食部門になりますか。


A. 弁当の形で提供されても,その場で喫食する場合(持ち帰りではない場合)は,中食部門ではなく,外食部門になります。
 

Q17. 事業所給食でも,「応募店舗・事業所名」の下にある担当部署名・担当者氏名も「応募店舗・事業所」の者になるのでしょうか。それとも,担当部署名・担当者氏名は,給食受託会社になるのでしょうか。


A.  応募事業者名の下の担当部署名・担当者氏名は、応募事業者の担当部署および担当者氏名をお書きください。
 

Q18. 「スマートミール」の提供開始日は、どの時点を記載すればいいのですか?


A. 応募する「スマートミール」に該当するメニューがすでに提供されている場合には,提供を開始した日時をご記入ください。3年以上前から提供している場合は,年だけで結構です。
 これから提供(販売)される場合には,その提供開始予定日を記入してください。なお,予定日が確定できないという場合には,日付は上旬・中旬・下旬などある程度の目途を記入してください。提供開始日は,認証日の8月1日には,提供されているよう,ご準備ください。もし,何らかの理由で,間に合わない場合でも,認証から3ヶ月以内(11月1日まで)に提供を開始してください。
 

Q19.  様式1の「営業日・営業時間」とは,スマートミールを提供している日や時間のことでしょうか。それとも,食堂を営業している日や時間のことでしょうか。


A. 様式1では,食堂の営業日・営業時間をご記入ください。スマートミールの提供時間は,様式3にご記入ください。なお,スマートミールは,営業日は毎日提供されていること(予約販売含む)が必要ですが,昼の時間帯のみや土日を除いた平日のみの提供でも,認証対象になります。
 

Q20. 一括申請で応募を検討しているのですが、「食品衛生責任者」欄には、全店舗の食品衛生責任者を記入しなくてはいけないのでしょうか?


A.  可能であれば,一括申請で提出される予定の「協力・連携事業者・団体名」各店舗・事業所リスト名にご提示いただきたいと考えますが,数が100を超えるような場合や,担当者の変更がよくある場合等により,各店舗・事業所の食品衛生責任者をとりまとめることが難しい場合には,応募店舗・事業所内で各店舗・事業所の食品衛生状況等を統括管理できる代表責任者名を記載してください。
 

Q21.   同じメニューを複数店舗で提供したいのですが,個々の店舗で申請しないといけませんか。


A. 一括申請が可能です。スマートミールを提供している店舗のリストを別紙でご提出ください。ただし,その店舗は,スマートミールの基準にあったメニューを提供しているだけでなく,その他の項目も満たしている必要があります。たとえば,スマートミールの提供方法(営業日毎日提供している)や外食の場合,スマートミールを説明できる人が店内にいる(必須項目6),店内禁煙である(必須項目7)などです。
 

Q22. 「署名欄」には担当責任者名の署名でよいのですか?


A. 担当責任者とは,認証施設として登録する施設の長のことを指しています。認証登録の内容について説明等を求めた場合には施設として対応していただくなど,責任を取ることができる方の署名(パソコンによる入力)をお願いします。
 

Q23. 署名する担当責任者は「認証施設として登録する施設の長」とありますが,これは食堂の長と,食堂を含む建物全体の長のどちらが適切ですか。また,食堂を有する館内に基本的に常駐している人である必要がありますか。


A. 署名する担当責任者は,食堂に常駐している必要はありません。担当責任者は,応募店舗・事業所の担当部署の責任者の方でお願いします。たとえば,工場総務室が担当部署の場合,工場総務室室長,本社総務部総務課の場合,総務課長などが,担当責任者に相当します。
 

Q24. 応募申込書は,原本の提出が必要でしょうか。


A.  原本での提出は不要です。
 

Q25. 「給食業務担当者」について,事業所担当者(実際に現場で献立・調理を担当している管理栄養士)と委託会社との調整担当者がいる場合,どちらが適当なのでしょうか。


A. 店舗・事業所の認証になること,認証を受けた内容について,具体的に把握,検討している人であることが必要であるため,基本的には,事業所担当者を優先してください。
 

Q26. 給食部門の応募申込書では、食堂情報として「情報公開の可否」が尋ねられていますが、これは何を意味しているのでしょうか?


A. 給食部門について,公開「可」となっている場合には,応募店舗・事業所とともに,給食会社も認定証に連名で記名させていただくとともに,認定にかかる公表や受賞式など公開の場において,給食会社名についても公表させていただく予定です。公開「不可」となっている場合には,給食会社名等は公表いたしません。以上より,応募店舗・事業所の事情を踏まえ,公開の可否を事前にご提示ください。
 

Q27. 「スマートミール」の基準に合致したメニューをランチでは出していますが、夜も含めて常時出していないと認証対象にはならないのですか?


A. そういうことはありません。本認証制度では,終日(日中常時)「スマートミール」が提供されていることを必須としているわけではなく,顧客に伝えられた「スマートミール」が,その決まった時間帯にしっかり提供されることが重要だと考えています。
 以上より,ランチなど限られた時間での提供であっても,その「スマートミール」が常時(習慣的に)顧客に提供されているようであれば対象となります。ただし,食数を限定した提供や営業予定時間において早い段階で売切れとなってしまうような設定の場合には,顧客に対して「スマートミール」が常時提供されている環境とは言いがたいため,認証されない場合もあります。様式3に,提供時間や食数等の現状をしっかり記入してください。   
 

Q28. メニューに汁物を含めることは必須条件ですか?


A. 汁物は必須ではありません。
 

Q29. たとえば,魚定食の場合は,「①パターンの,主食+魚+付け合せ野菜70g以上+小鉢野菜70g以上+(汁)」でよいと思われるのですが,肉野菜炒めの場合は,「主食+主菜(肉60g以上+野菜70g以上)+小鉢野菜70g以上+(汁)」という捉え方でよろしいでしょうか。


A. はい。その捉え方で間違いありません。
 

Q30. 刺身の醤油や、味噌煮のたれなどはどのように考え、扱えばよいのでしょうか。


A. 認証を得ようとする「スマートミール」については,基本的に,店舗・事業所が提供するものすべてを含むものが基準内に収まっているという理解で捉えます。
 以上より,提供されたものを顧客がすべて喫食するという前提で基準を満たす構成にしてください。
 

Q31. ソースなどの調味料は,食堂の一か所にまとめて設置しており,喫食者が自由にかけることができます。提供する時点では,かけていないので,栄養計算には,含めなくてよいですか。


A. いいえ,含みます。一般的に調味料をかけて食べるメニュー(例:サラダ)では,標準的な調味料の量で,栄養計算に含んでください。
 

Q32. 「スマートミール」の基準で,「特定の保健の用途に資することを目的とした食品や素材を使用しないこと。」について,減塩しょうゆや減塩みそ,減塩だし調味料は,該当するのですか。


A. 減塩醤油や減塩味噌については使用していただいて構いません。
「生理的機能に影響を与える特定の保健の用途に資することを目的とした食品や素材を使用しない」とは,3次機能・生理機能を調整する働きを有する食品や素材を使用しないことや,それを強調して謳わないことを意味しています。
 

Q33. スマートミールは営業日は毎日提供していなければ対象にはならないのでしょうか。週に1度,又は月に1度提供していたら対象にならないのでしょうか。


A. 対象にはなりません。本制度は,「健康な食事(スマートミール)」を継続的かつ健康的な環境(栄養情報の提供や受動喫煙防止等に取り組んでいる環境)で提供している店舗・事業所を認証する制度です。
したがって,営業日はいつでも(毎日)スマートミールが提供されていること(予約販売含む)が必要です。週あるいは月に一度,イベント的にスマートミールを提供している場合は認証対象にはなりません。
「給食」の場合は,日替わり,週替わり等,継続して異なるメニューを提供している必要があります。
 

Q34. 「スマートミール」は常時提供されていなければいけませんか。平日はサラリーマンを対象としているので,「スマートミール」を提供しやすいのですが,週末は客層が違います。


A. そのような店舗の場合、平日、提供されていれば問題はありません。必須項目の提出書類の中に、そのことがわかるように説明してください。
 

Q35 . 2020年12月に,日本食品標準成分表2020年版(八訂)が発表されましたが,栄養計算は,新しい成分表を使わないといけませんか。


A. どちらを使ったかわかるよう,様式3の指定箇所にご記入いただければ,日本食品標準成分表2020年版(八訂),日本食品標準成分表2015年版(七訂)どちらを使っていただいても構いません。ただし,七訂より前のものは,使えません。なお,現在,七訂から八訂の移行期間ととらえ,第7回認証以降でも,七訂の利用を認めますが,今後,八訂のみになる可能性もあります。
 

Q36. 日本食品標準成分表2020年版(八訂)でも,同じ基準を用いていいのですか。


A. 第7回認証では,八訂を用いた場合,「ちゃんと」は450~650 kcal, 「しっかり」は620~850 kcalとします。新しい算出方法による値が大部分を占めるまでは,「ちゃんと」のエネルギー量の上限は650 kcalに据え置きますが,七訂よりも低下することが予想されます。したがって,八訂で栄養計算する場合は,2年毎の更新を視野におくと,620 kcalを上限として献立を考案されることをお勧めします。
 なお,計算値ではなく,分析値を用いる場合,食品表示基準の分析方法に合わせ,七訂の基準(「しっかり」650~850 kcal)を用いてください。
詳細は,スマートミールのウェブサイトをご覧ください。検証内容の詳細及び新基準の根拠について  LinkIcon https://smartmeal.jp/pg350.html
 

Q37. 日替わりの場合、連続する5メニューの栄養情報及び画像を添付することになっていますが、週替わりや月替わりの場合も、連続する5メニューの提示が必須なのでしょうか?


A. 週替わりや月替わりの場合には,原則ある期間の1サイクルに該当する連続4週間分もしくは連続4か月分のメニュー提示をお願いいたします。なお,連続する4メニューの提示が難しい場合には,事務局宛にご相談ください。なお,給食部門には,「1つの定番メニュー」での応募はできませんのでご注意ください。
 

Q38. 月替わりのメニューは,変わるたびに変更届が必要ですか。


A.  日替わり5メニュー,週替わり,月替わり4メニューを提出いただければ,変更届は不要です。ただし,季節ごとは変更される場合は,4メニュー提出するのは,難しいと思いますので,変更届でメニューを提出ください。
 

Q39. エネルギー産生栄養素バランスで,たとえば脂質は30%エネルギー未満ということで,少しでも超えているとダメなのでしょうか。


A. 小数第1位を四捨五入し,下記のとおり,各値がそれぞれの範囲に入っているかを確認しています。未満でなく以下(つまり30を含む)でお考えください。
・たんぱく質比率 13~20%エネルギー
・脂質比率    20~30% エネルギー
・炭水化物比率  50~65%エネルギー
 

Q40. 炭水化物の%エネルギーは,炭水化物量(g)×4 kcal/総エネルギー(kcal)×100で計算したらよいですか。


A. 炭水化物の%エネルギーは,以下の計算を用いてください。
100 %-(たんぱく質(またはアミノ酸組成によるたんぱく質)エネルギー比率+(脂質(または脂肪酸のトリアシルグリセロール当量)エネルギー比率)
 

Q41. スマートミールの基準のエネルギー産生栄養素バランスの目標量は,18歳から49歳までの基準ですが,50歳以上の人に提供しても大丈夫ですか。


A. 18~49歳,50~64歳,65歳以上では,たんぱく質の範囲が異なります(各々13~20,14~20,15~20%エネルギー)。第5回までに認証された外食・中食のメニュー509食を解析した結果,たんぱく質の中央値(25,75パーセントタイル値)は,16.3(14.6, 18.3)%エネルギーであり,ほぼ全世代の範囲内に入っていました。このことから,50歳以上の方に召し上がっていただいても,問題がある可能性は低いと考えられます。また,エネルギー産生栄養素バランスの指標は目標量です。絶対的な値ではありませんので,状況に応じて活用することが求められます。
 

Q42. 主菜の食品群別重量の考え方がわかりません。どのように整理して重量を振り分ければよいのでしょうか?


A. 「主食+主菜+副菜」パターンは,主食・主菜・副菜の組合せた食事を知ってもらう食育的な意味合いを含んでいます。
よって,主食・主菜・副菜が明確にわかる献立(例:焼き魚定食,ハンバーグ定食)の時,主菜の主材料(例:魚,肉)の重量をご記入ください。栄養量やPFCバランスに記入する値は,献立全体の値になるため,ここに記入した食品の重量から算出される値より高くなります。
 

Q43. 主菜の魚・肉・卵・大豆製品については加熱調理後の重量が基準の計算値ですか。それとも、生の状態での重量が基準となりますか。


A.  主菜の魚・肉・卵・大豆製品については、加熱前の食材料の重量が基準の計算値です。なお、主菜の魚・肉・卵・大豆製品の材料60~120gは目安量です。最終的には、PFC%(たんぱく質13~20%E、脂質20~30%E、炭水化物50~65%E)で、栄養バランスをご確認ください。
また、加工品をお使いの場合は、製品の商品規格書(仕様書)に記載の重量、栄養成分値をお使いいただき、欄外にそのことがわかるように示してください。
 

Q44. 野菜の乾物を利用した場合、野菜の重量は乾物重量ですか。それとも、戻した後の重量ですか。


A.  野菜の乾物を使用した場合、野菜重量は戻した後の重量で計算してください。栄養量では乾物重量を用い、標準成分表の乾物の値で計算してください。また、乾物重量と戻し・調理後の重量の換算をどのようにしたか、欄外に記載するか、根拠資料を付けてください。
 

Q45. 主食の部分に含まれる魚,肉,大豆製品と野菜等の重量は,どの範囲までカウントしていいのですか。たとえば,巻き寿司の具材,いなり寿司の具材,ちらし寿司のトッピング具材はカウントしてよいのでしょうか。


A. 各料理別重量の主菜の重量は,主食・主菜・副菜パターンの場合は主菜の主材料,主食・副食パターンの場合は,副食の主材料の重量をご記入ください。なお,主食・主菜または副食の重量は目安になり,栄養バランスはPFC比で確認します。ただし,野菜等の量については,すべての料理で使用された重量をカウントしてください。
たんぱく質の量を含む,すべての栄養量は,該当するスマートミール一食分の値をご記入ください。
 

Q46. カフェテリアなのですが、会計やレジ記録からモニタリングが難しく、アンケートによる調査を実施しようと思います。たとえば、「週にどの程度スマートミールを選択していますか。ここ数か月の状況を教えてください」とたずね、選択肢(週5回、週3~4回、週1~2回、ほとんど利用しない、利用したことが無い)で回答してもらうということでも大丈夫ですか。


A.  アンケートでの確認でも構いません。
ただし、顧客が「スマートミールの基準を満たす主食・主菜・副菜を選択していたか」が説明できるアンケートでなくてはいけません。
したがいまして、ご提案の「週にどの程度スマートミールを選択していますか」の質問では、顧客がスマートミールの基準を「正しく理解」し、基準にあった選択をしているかがわかりません。スマートミールの組合せを提示し、その組合せを選択したか、といった聞き方で、スマートミールの基準にあった選択をしたかをご確認ください。
 

Q47. 「スマートミール」を提供しているのかについて確認できる情報とは、どんなものを想定していますか?


A.  たとえば、「スマートミール」とはどういうものかという情報,「スマートミール」が常時提供されていることについて紹介されているメニュー表や献立表、サンプルケース、カタログなどを想定しています。
 

Q.48. 給食において,食品ロス削減の観点から,毎日提供される飯,味噌汁等は,生サンプルではなくフードサンプルに変更しようと思っていますが,問題ないですか。


A.問題ありません。ただし,応募時の資料(様式3記載のメニューの写真)には,提供通りの写真が必要になりますのでご注意ください。
 

Q49. 応募にあたって、「メニュー選択時にわかる」ことが確認できる資料とは、どんなものを想定していますか?


A.  「メニュー選択時にわかる」とは、顧客が尋ねなくても情報が何らか提供されることを指します。
例えば、顧客が商品購入時に販売レジの横に置かれた卓上資料で内容を確認することができたり、メニュー表と一緒に内容が示されたポップが挿入され情報提供されているなどの内容と方法について、情報を提示してください。
 

Q50. プロモーションは「おすすめ」以外の表現でも構いませんか。


A. スマートミールの販売を促進していることが分かれば,「管理栄養士監修」と強調する,メニュー表で一番上に表示する,フォントサイズを一番大きくする等,他の表現でも構いません。
 

Q51. 「スマートミール」の選択に必要な栄養情報とは、どんなものを指しますか?


A.  ここでいう栄養情報とは、「スマートミール」を選び食べるために必要な個人の情報のことで、性、年齢、身体活動量等、栄養必要量に関する情報のことを言います。スマートミール該当商品の具体的な栄養成分やその機能などを紹介する情報ではありません。 
 

Q52. 「スマートミール」を説明できる人とはどんな人を想定していますか?


A.  「スマートミール」の基準やその日に提供しているメニュー名を説明できる人を指します。ただし、一方的な情報提供ではなく、質問に応じて、店舗・事業所の「スマートミール」を取り扱う考えや基準、コンセプトなどについても、顧客とコミュニケーションをとりながら情報提供できる人のことを指します。
 

Q53. 「スマートミール」を説明できる人は、管理栄養士や栄養士でないと、該当しないのですか?


A. 「スマートミール」を理解し、顧客等に説明できれば、管理栄養士や栄養士など資格を有していなくても、問題ありません。
なお、店舗内で顧客に対して説明等をする際、どのように対応をしているかについては、応募書類に体制や対応方法を提示していただく必要があります。
 

Q54. 説明者は常時いなくてはいけないのですか?


A.  顧客・喫食者から問い合わせがあった際に対応できる状況になっていれば、その場に説明者がいなくても構いません。
なお、その場合は、説明者がいない時の対応方法やその場で利用している説明資料などをご提示ください。
 

Q55. 管理栄養士・栄養士が「スマートミール」にどのように関与していれば、作成・確認に関与していると言えるのでしょうか?


A.  例えば、メニュー企画の際の助言、メニュー作成や栄養計算、付帯する栄養健康情報の企画作成などを想定しています。
 

Q56. 管理栄養士が献立を作成していませんが,店舗等内における問い合わせの説明には管理栄養士や栄養士が関与しています。こういうケースであれば,この項目は該当しますか。


A.  該当します。管理栄養士や栄養士は,直接,献立作成をしていなくても,献立や提供する「スマートミール」の栄養量等について確認し,栄養面において,監修していれば問題ありません。
管理栄養士や栄養士の役割は,以下の通りです。
・提出書類の主に栄養に関する内容を確認する
・栄養に関する内容と他の書類(例:メニュー表の写真)の一致を確認する
・申請したスマートミールの品質を定期的にモニタリングする
 

Q57. 管理栄養士を外注で頼もうと思っていますが、委託した管理栄養士や栄養士でもここに示して問題ありませんか?


A.  提供する「スマートミール」の栄養量等について確認し、提出書類に必要な内容(氏名や連絡先、登録番号等)を記入できる方であれば、委託した管理栄養士や栄養士で問題ありません。
 

 Q58. 管理栄養士等の異動等により変更届を出すことになっています。外注している場合は,その管理栄養士等の異動の状況を申請者は把握する必要があるのでしょうか?


A.  必要あります。提供しているスマートミールの献立作成に関わった管理栄養士等の担当が変更となった場合は,連絡をもらうよう,委託した際に確認をお願いします。
 

Q59. かなり徹底して分煙(階ごとに仕切るなど)を行っていますが、全面禁煙でないとこの項目は該当しませんか?


A.  店舗内全面禁煙が認証の基準となります。
空間や時間を区切り、分煙を徹底して実施していたとしても全面禁煙でなければ本項目には該当しません。
 

Q60. 店舗がフードコート内にあるのですが、ビルの同一階に喫煙ルームが別途設置されています。このような場合、この項目は該当しないのでしょうか。


A.  該当します。フードコートで、同一フロアの離れた場所に喫煙専用室が設置されている場合は、店内禁煙として認めます。
 

Q61. 社員食堂への入り口と、喫煙室への入り口が別にあれば、店内禁煙に該当しますか。


A.  食堂に付随した喫煙室であれば、入り口が別であっても該当しません。食堂に付随した喫煙室でなく、距離の離れた場所にある場合は、該当する可能性もあります。その場合、図面を提出いただき、こちらで確認させていただきます。
 

Q62. 社員食堂の入り口から通った先に、部屋として仕切られた喫煙室がある場合、店内禁煙に該当しますか。もし、該当しない場合、喫煙室を閉鎖しない限り、該当しないということですか。


A.  該当しません。
外食で店舗内に喫煙室があることと同じことになります。食堂脇あるいは、食堂内にある喫煙室を閉鎖していただく必要あります。社内のその他の場所にある喫煙室については不問です。
 

Q63. 「スマートミール」でいう精製度の低い穀類とは何を指しますか。


 A.  押し麦や玄米,五穀米等を指します。なお,これらの穀類が2割程度配合されているか,見た目で精製度が低い穀類であることがわかることが必要です。
 

Q64. 主食に精製度の低い穀類を推奨されていますが、雑穀米や玄米などの米類のほか、全粒粉のパン、全粒粉の麺やそば粉率の高いそば等は該当するのでしょうか?


A.  精製度の低い穀類には、玄米等の米類の他、全粒粉のパンや麺も含まれます。
蕎麦も、十割蕎麦や二八蕎麦といった蕎麦粉が多い蕎麦も含みます。
 

Q65. 選択肢として精製度の低い主食を用意しています。そのような場合,項目8は該当すると考えても良いですか。


A.  該当します。
この項目は,精製度の低い穀類を含む主食をスマートミールの主食として,提供していることを確認する項目です。「提供している」には,選択肢としての提供も含まれます。なお,もし,毎日精製度の低い穀類を提供していない場合,週3日以上提供されている必要があります。そのことがわかるように,申請書にご記入をお願いします。
 

Q66. 選択肢でなく,最初から,精製度の低い穀類を提供していても,メニュー選択時にわかるよう情報提供する意味は何ですか。


A. この項目は,顧客に精製度の低い穀類を知ってもらうことを目的としています。よって,メニューに「スマートミールには玄米を使用しています」と表示するなど,,精製度の低い穀類の提供について顧客に案内していることがわかる根拠資料があれば,この項目に該当します。
 

Q67.  「スマートミール」の基準のうち、450~650㎉未満の場合には、ご飯量は150~180g(目安)となっていますが、主食の量は自由に設定できるという解釈でしょうか?例えば、「スマートミール」のご飯量を180gで設定した場合、120gも選択できますとしていればあてはまりますか?


A.  ここでいう主食量の選択と調整は、あくまでも「スマートミール」の基準の範囲内での選択または調整とします。たとえば、ご飯量を120gと180gの2サイズ作ったとした場合、どちらを選択しても、PFCバランス内に納まっている必要があります。
なお、この項目にチェックした場合には、調整後の栄養量がスマートミールの基準の範囲内であることを示す根拠資料をあわせて提出いただくことになります。
 

Q68. 主菜の主材料として、週3回以上、魚料理や大豆・大豆製品の料理を提供していることについて確認できる資料とは、どんなものを想定していますか?


A.  例えば、コース(シリーズ)品として提供しているメニューのうち、週3日以上、魚料理や大豆・大豆製品料理が提供されていることが店舗・事業所内のメニュー表やウェブサイト、カタログ等で確認できるのであれば、その画像やコピー等を提示してください。
 

Q69. 魚もしくは大豆・大豆製品の週3日以上の提供について、主菜(魚及び大豆・大豆製品)として必要な重量は決まっているのでしょうか?


A.  スマートミールの主菜の目安については、「ちゃんと」では60~120g、「しっかり」では90~150gとして紹介しています。
なお、顧客自身が、魚や大豆・大豆製品の提供を認識し、選択できることが大切ですので、上記参考値にこだわらず、顧客の視点で魚や大豆・大豆製品が週に3日以上提供されていることを判別できる状況で提供されていれば、本項目を選択していただいても構いません。もし、本項目を該当できるかどうか不明な場合は、事務局までお問い合わせください。
 

Q70. 栄養成分表示は、どういう方法で算出しても問題はありませんか?


A.  食品分析に基づく分析値でも、日本食品標準成分表をはじめとする、妥当な根拠に基づく利用可能なデータベースの数値を利用した計算値でも問題ありません。登録された栄養成分表示については、様式3とあわせて提出いただきます。なお,日本食品標準成分表は,七訂を用いたのか,八訂を用いたかを明記ください。審査等の段階で事務局から内容に関する問い合わせを求める場合がありますので、応募者は責任をもってその根拠を説明できるよう対応をお願いします。
 

Q71. これまで栄養成分表示は、顧客の理解しやすさを考え、「塩分」と表記してきたのですが、「食塩相当量」にしなくてはいけないのでしょうか?
また、献立表以外にも、「塩分控えめ」「塩分少なめ」という表記で訴求してきていますが、これらも修正しなくてはいけないのでしょうか?


A.  栄養成分表示のうち、重量(g)表記が伴うものについては、「塩分」や「塩分量」ではなく、「食塩相当量」と表記して下さい。
販促ポスターやテーブルメモなど、「食塩相当量」が少ないことや控えめであることを顧客等に伝えることを目的としたもので重量(g)表記を伴わない場合は、「塩分控えめ」、「塩分少なめ」などの表記を用いることは問題ありません。
 

Q72. カフェテリア方式の場合、“単品ごと”の栄養成分表示は食堂利用者に対し行っています。それらをスマートミールとして組み合わせた際の栄養成分「合計値」を記載することは必要ですか。


A.  「合計値」を示すことが必要です。
カフェテリアでは、スマートミールの基準に合致した組合せを提示する必要がありますので、オプション13、14をチェックする場合は、合計した値を示してください。
 

Q73. 義務化されている5項目をすべて表示した上で、飽和脂肪酸の表示をしなければ、ここは該当しないのでしょうか?


A.  その通りです。
エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の5項目すべてを表示した上で、飽和脂肪酸の表示をした場合にのみ、この項目をチェックすることができます。
 

Q74. 「スマートミール」を推進するためのインセンティブとは、例えば、どのようなものですか?


A.  ここで言うインセンティブとは、ポイント獲得できることや何か景品が当たるなどのお得感があること、他のメニューよりも安価な金額設定になっていること、スマートミールを選択した場合、支払った費用の一部が返金されることなどが一例です。
 

Q75. スマートミールを選択するためのインセンティブに、TABLE FOR TWO等の支援寄付活動も該当しますか?


A.  該当しません。
TABLE FOR TWO等の支援寄付活動はあくまでも寄付が目的であって、本認証が目指すスマートミールを選択しやすくするインセンティブとは異なります。
 

Q76. カフェテリア形式であるため、汁物をつけるかどうかは、顧客の判断になります。また、漬物もつけておらず、調味料等をまとめて置いている場所に漬物も設置して、必要な人は各自で自由にとることができます。したがって、周知をしなくとも、食堂利用者は「メニューに汁物、漬物はつけないことができる」ことがわかると考えていますが、「メニューに漬物や汁物をつけないことができ、メニュー選択時にわかる(オプション17)に該当しますか。


A.  この状況では、該当しません。
これは、すでに漬物や汁物がセットになっているメニューについて、つけない選択ができることを意味しています。この項目は、食塩摂取量を減らすことが可能な環境であるかを意味しており、自由に選択できる環境を確認するものではありません。
 

Q77. 野菜70g以上のメニューについて、単品メニューとして提供されていることが条件となっていますが、野菜をたっぷり加えたラーメンなどは該当しますか


A.  該当しません。
この項目の目的は、あるメニューに追加して野菜を摂取できる環境にあるかということを意味しています。よって、野菜の小鉢やサラダなどの単品メニューを対象としています。
 

Q78. 野菜や牛乳・乳製品、果物については、毎日提供していないとあてはまりませんか?提供回数の基準はありますか?


A.  基本的には、毎日提供している環境を指しますが、平日と週末で客層が異なる店舗においては、平日のみでも構いません。そういう店舗であることがわかる資料を提出ください。
 

Q79. 牛乳・乳製品の定義はありますか。


A. 食事バランスガイドに準じ,1メニュー(1商品)でカルシウム70mg含むものとしています。食事バランスガイドで,1SVが原則,主材料の量的基準の2/3以上となっていることから,100mgの2/3で,66.7mgとなり,70mgとしました。
 

Q80. 食堂に牛乳の販売機を設置している場合もあてはまりますか。


A. あてはまります。
 

Q81. 牛乳や果物について、食堂に隣接された別会社が運営するカフェや売店で販売されています。このような場合、該当しますか?


A.  該当します。
この項目では、顧客が健康を意識した食物を常時入手できる環境にあるのかどうかを指しているためです。その場合、様式1の「協力・連携している事業者・団体名」にその会社名を記入してください。
なお、認証期間の途中で、該当品の販売・提供等がなくならないよう、応募前に、カフェや売店に認証制度や応募について状況を伝え理解いただいていから、本項目をチェックしてください。
 

Q82. スマートミール以外での果物の提供目​安量はどれくらいですか?


A. 食事バランスガイドの果物1SVの量的基準は主材料100 gであること,1SVの算出は1SVの2/3以上1.5未満となっていることから,可食部65 g以上の提供を目安としてください。
 

Q83. パンケーキやパフェに果物が載っている場合,オプション21の果物の提供をカウントできますか。


A.パンケーキやパフェを摂取することで,果物以外のエネルギーを摂取することになるため,カウントできません。シロップ漬けの果物も対象外です。オプション19の果物とは,カットフルーツなどの果物を指します。
 

Q84. スマートミールに含まれない料理で減塩対策をしている場合も当てはまりますか。例えば、減塩醤油を調味料置場においている場合や、常時 減塩味噌汁を提供している等の場合は、あてはまりますか。


A.  該当します。
どのような減塩調味料をどのように設置しているか、確認できる情報をご提示ください。
 

Q85.  スマートミールで減塩調味料を使用しています。オプション22は該当しますか。


A.  スマートミールのみでの使用は該当しません。
この項目は,スマートミール以外の食事で,減塩を促進するために設けられた項目です。たとえば,スマートミール以外の食事にそえる調味料に,普通醤油だけでなく,減塩の醤油を選択肢として用意するなどが該当します。スマートミールで減塩調味料を用いていただいて構いませんが,スマートミール以外の食事でも,減塩調味料を提供している場合,この項目は該当します。
 

Q86. ここで言う食環境改善のための会議等とはどのような会議が該当しますか?


A.  食環境改善のための会議とは、「健康な食事・環境」の提供について話し合う場のことを指しています。
外食・中食部門では、商品開発会議等の中で「健康な食事・食環境」に関する討議が最低3ヶ月に1回以上実施されていることが目安です。 
給食部門では、給食会議、食堂会議など給食会社と定期的に実施されている会議が該当します。会議は月1回程度の実施を推奨、最低3か月に1回以上の実施が目安です。
なお,会議は今後も定期的に開催される必要があります。そのことを応募時にご説明ください。
 

Q87.   食環境改善のための会議等の資料には,何を提出したらいいのですか。


A.  過去の開催実績(日時,開催場所,参加者,検討事項等)について確認できる資料を提出,もしくは応募フォームに「会議の名称,参加者,開催日時,場所,検討事項(内容)」について記載してください。
氏名や内部的な情報など外部に出せない資料(会議禄等)のご提出は不要です。
 

Q88. 事業所(会社)から食費の補助があることを示す資料とは、どういったものを想定しているのでしょうか?


A.  例えば、給食受託会社に毎月管理費が支払われており、その分従業員に安く食事を提供できる環境となっている場合には、毎月の管理費の請求書などの根拠資料をつけていただくか、補助されていることがわかる内容を記した説明資料を作成の上、提出してください。なお、その際、具体的な金額等の開示までは必要ありません。差し支えない範囲で結構です。
 

Q89. 現地審査は行われますか?


A. 認証にあたって,現地審査は行いません。ただし,関与している管理栄養士・栄養士には,応募時のメニューが提供されているかの確認をお願いします。また,提出された書類について問い合わせをさせていただく可能性,認証後に内容が実施されているかを確認させていただく可能性があります。
 

Q90. 認証にあたって費用等はかかりますか?


A.  第6回および2022年1月時更新から,審査料が有料になりました。
 

Q91. 減免申請には,根拠資料が必要ですか?また,どんな理由を適切な理由に相当しますか?


A.  減免申請は自己申告であり,根拠資料を提出いただく必要もありません。たとえば,「家族経営であり,売上げは月〇万円程度であり,自分たちの生活費程度しかない。免除を希望する」「コロナの感染拡大により,これまで月〇万円だった売上げが,現在〇万円に減った。免除を希望する」というような理由が考えられます。
 

Q92. 失効届及び変更届に該当する事案がなければ,2年(認証期間)の間,応募店舗・事業所から事務局宛に報告することは何もありませんか。


A.  失効や変更に関する事案がなければ,報告する必要はありません。
 

Q93. 一時停止中の更新でも,審査料を支払わないといけませんか。


A.  更新対象の店舗・事業所様には,基本的にお支払いをお願いしております。減免制度もありますので,支払いが難しい場合,減免申請をご検討ください。

Q1. あるイベントで,スマートミールの基準を用いた弁当を提供したいと考えています。認証を受けていないのですが,基準を使うことは可能ですか


A.「スマートミールの基準にそった食事」としてご提供いただくことは,問題ありません。事務局で,活用方法を把握したいため,ご連絡ください。
 
Q2. スマートミール認証の基準設定には,食事バランスガイドも考慮されているのですか。


A. スマートミールの基準は,厚生労働省の「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の目安」(平成 27 年9月)や日本人の食事摂取基準(2015年版)等を基本とし,さらに給食会社4社の実際のヘルシーメニューの献立分析を行って決定しました。
 したがって,直接的に食事バランスガイドとの関連を考慮して決定したものではありません。しかし,厚生労働省の「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の目安」は,主食,主菜,副菜の組み合わせに,適宜,果物と牛乳・乳製品をとることを推奨しており,食事バランスガイドとの整合性がとれた推奨内容になっています。以上より,スマートミールも,間接的に食事バランスガイドとの整合性が考慮されていることになります。
Q3. スマートミールとは,に書かれている「野菜がたっぷり」のたっぷりとはどれぐらいですか。


A. 第5回までに認証された外食・中食のメニューを解析した結果,野菜のみ重量(650kcalで調整した中央値)は,159g(25,75パーセンタイル値133g,202g)でした。
 

Q4. この事業で認証する「健康な食環境」とはどんなものですか?


A. 「スマートミール」を提供するだけではなく、喫食者の健康増進に資する環境を提供する施設を意味します。
以上より、認証基準項目には、「スマートミール」を説明できる人が店内にいることや、店内禁煙という項目も含まれています。
 

Q5. 給食事業における、有料老人ホームやサービス付高齢者住宅なども認証の対象になりますか?


A.  病院や高齢者施設については、個別の栄養管理を必要とするため、該当しません。該当施設は、事業所・大学・寄宿舎・寮とします。ただし,病院や高齢者施設等の職員食堂は該当します。
 
Q6. ビュッフェ方式のレストランや社員食堂は認証の対象となりますか?


A.ビュッフェ方式では,料理の選択・分量を各利用者が自由に設定できることから,「スマートミール」の基準に合っているかどうかの判断が難しいため,現段階では認証の対象外とします。
スマートミールの副菜をサラダバーにする場合も,「スマートミール」の基準に合っているかの判断が難しいため,対象外になります。
 
Q7. カフェテリア方式の社員食堂等は認証の対象となりますか?


A.  「スマートミール」の基準を満たした組み合わせサンプルが毎日提示されていることに加え、その組み合わせでの提供が確認できる仕組みをもっていれば認証の対象となります。
 
Q8. カフェテリア方式の場合、喫食者がどのような組み合わせで食べたのかがわかりづらいのですが、それでも良いのですか?


A. 主食・主菜・副菜といった単品を組み合わせたようなカフェテリア形式での食事提供の場合には,「スマートミール」に合致する組み合わせを提示することに加え,その組み合わせがどの程度選択されているかについて,モニタリング(3日以上,年に2回以上)をしていただき,その結果を提示していただくことが前提となります。 
 なお,モニタリングの仕組みとしては,精算レジシステムを活用した集計や,会計チェック時などを利用した観察,利用者アンケートなどが考えられます。事務局より問い合わせをさせていただく場合もありますので,その時には即答できる記録を保有しておいてください。
 仮に,応募対象となる商品がまだ販売されておらず,販売実績等がない場合には,今後予定している確認方法を提示してください。
 
Q9. ご飯がセルフサービスとなっております。応募できますか。


A. ご飯がセルフサービスでも,応募いただき問題ありません。ただし,スマートミールの基準にあう適正量をよそっていただくよう,環境(例:ご飯を盛る場所にスケールを置き,スマートミール基準のグラム数を示す等)を整えるとともに,適正量をよそっていることのモニタリング方法(3日以上,年2回以上)を応募書類の中に示し,その結果を提示していただくことが必要です。また,モニタリングの方法に加え,逸脱した場合などの取組方法も言及ください。応募時には,利用者がスマートミールの基準のグラム数を盛れる環境が整っている根拠(写真)をご提出ください。
 
Q10. 中食部門で,主食無しのメニューで,応募できますか。


A. 顧客がスマートミールの基準の主食量を準備しているかの確認が難しいため,現段階では対象外になります。なお,「主食を適正量そろえるとスマートミールの基準にそった食事となる」等と示してご提供いただくことは,問題ありません。
 
Q11. ネット通販のメニューは,応募の対象となりますか。


A. 中食部門で応募可能です。
 
Q12. 配食サービスは対象となりますか?


A.  中食の基準に該当していれば対象となります。ただし、治療食は対象外です。

 

Q13. 外食部門に申請された店舗・事業所で、お弁当などとしてテイクアウトができる商品を販売している場合、中食としての申請は必要でしょうか? 


A.  提供される「スマートミール」の内容が同一であるならば,中食での再応募は必要ありません。もし,異なるメニューをお弁当として提供している場合は,お手数ですが,中食部門でも,ご応募ください。
 
Q14.給食で,新型コロナウイルス感染症予防対策のため,一時的にテイクアウトのみで給食を提供しています。中食部門での応募になりますか。


A. 給食において,新興・再興感染症で一時的に提供方式をテイクアウトに変更している場合は,給食部門で認証・更新します。今後も継続してお弁当等を店舗販売し,不特定を対象とするものについては,中食部門となります。
 
Q15. 社員を対象とした健診のあとに,提供する食事について応募しようと思っています。社員向けなので給食部門になりますか。


A. 社員を対象とした人間ドックや健診であっても,継続的に提供される食事ではないため,給食部門では応募できません。社員以外の一般の方も健診に参加できる場合に限り,外食部門で応募可能です。
 
Q16.  人間ドック受診者に,幕の内弁当の形の食事を提供しようと思っています。中食部門になりますか。


A. 弁当の形で提供されても,その場で喫食する場合(持ち帰りではない場合)は,中食部門ではなく,外食部門になります。
 
Q17. 事業所給食でも,「応募店舗・事業所名」の下にある担当部署名・担当者氏名も「応募店舗・事業所」の者になるのでしょうか。それとも,担当部署名・担当者氏名は,給食受託会社になるのでしょうか。


A.  応募事業者名の下の担当部署名・担当者氏名は、応募事業者の担当部署および担当者氏名をお書きください。
 
Q18. 「スマートミール」の提供開始日は、どの時点を記載すればいいのですか?


A. 応募する「スマートミール」に該当するメニューがすでに提供されている場合には,提供を開始した日時をご記入ください。3年以上前から提供している場合は,年だけで結構です。
 これから提供(販売)される場合には,その提供開始予定日を記入してください。なお,予定日が確定できないという場合には,日付は上旬・中旬・下旬などある程度の目途を記入してください。提供開始日は,認証日の8月1日には,提供されているよう,ご準備ください。もし,何らかの理由で,間に合わない場合でも,認証から3ヶ月以内(11月1日まで)に提供を開始してください。
 
Q19.  様式1の「営業日・営業時間」とは,スマートミールを提供している日や時間のことでしょうか。それとも,食堂を営業している日や時間のことでしょうか。


A. 様式1では,食堂の営業日・営業時間をご記入ください。スマートミールの提供時間は,様式3にご記入ください。なお,スマートミールは,営業日は毎日提供されていること(予約販売含む)が必要ですが,昼の時間帯のみや土日を除いた平日のみの提供でも,認証対象になります。
 
Q20. 一括申請で応募を検討しているのですが、「食品衛生責任者」欄には、全店舗の食品衛生責任者を記入しなくてはいけないのでしょうか?


A.  可能であれば,一括申請で提出される予定の「協力・連携事業者・団体名」各店舗・事業所リスト名にご提示いただきたいと考えますが,数が100を超えるような場合や,担当者の変更がよくある場合等により,各店舗・事業所の食品衛生責任者をとりまとめることが難しい場合には,応募店舗・事業所内で各店舗・事業所の食品衛生状況等を統括管理できる代表責任者名を記載してください。
 
Q21.   同じメニューを複数店舗で提供したいのですが,個々の店舗で申請しないといけませんか。


A. 一括申請が可能です。スマートミールを提供している店舗のリストを別紙でご提出ください。ただし,その店舗は,スマートミールの基準にあったメニューを提供しているだけでなく,その他の項目も満たしている必要があります。たとえば,スマートミールの提供方法(営業日毎日提供している)や外食の場合,スマートミールを説明できる人が店内にいる(必須項目6),店内禁煙である(必須項目7)などです。
 
Q22. 「署名欄」には担当責任者名の署名でよいのですか?


A. 担当責任者とは,認証施設として登録する施設の長のことを指しています。認証登録の内容について説明等を求めた場合には施設として対応していただくなど,責任を取ることができる方の署名(パソコンによる入力)をお願いします。
 
Q23. 署名する担当責任者は「認証施設として登録する施設の長」とありますが,これは食堂の長と,食堂を含む建物全体の長のどちらが適切ですか。また,食堂を有する館内に基本的に常駐している人である必要がありますか。


A. 署名する担当責任者は,食堂に常駐している必要はありません。担当責任者は,応募店舗・事業所の担当部署の責任者の方でお願いします。たとえば,工場総務室が担当部署の場合,工場総務室室長,本社総務部総務課の場合,総務課長などが,担当責任者に相当します。
 
Q24. 応募申込書は,原本の提出が必要でしょうか。


A.  原本での提出は不要です。
 
Q25. 「給食業務担当者」について,事業所担当者(実際に現場で献立・調理を担当している管理栄養士)と委託会社との調整担当者がいる場合,どちらが適当なのでしょうか。


A. 店舗・事業所の認証になること,認証を受けた内容について,具体的に把握,検討している人であることが必要であるため,基本的には,事業所担当者を優先してください。
 
Q26. 給食部門の応募申込書では、食堂情報として「情報公開の可否」が尋ねられていますが、これは何を意味しているのでしょうか?


A. 給食部門について,公開「可」となっている場合には,応募店舗・事業所とともに,給食会社も認定証に連名で記名させていただくとともに,認定にかかる公表や受賞式など公開の場において,給食会社名についても公表させていただく予定です。公開「不可」となっている場合には,給食会社名等は公表いたしません。以上より,応募店舗・事業所の事情を踏まえ,公開の可否を事前にご提示ください。
 

Q27. 「スマートミール」の基準に合致したメニューをランチでは出していますが、夜も含めて常時出していないと認証対象にはならないのですか?


A. そういうことはありません。本認証制度では,終日(日中常時)「スマートミール」が提供されていることを必須としているわけではなく,顧客に伝えられた「スマートミール」が,その決まった時間帯にしっかり提供されることが重要だと考えています。
 以上より,ランチなど限られた時間での提供であっても,その「スマートミール」が常時(習慣的に)顧客に提供されているようであれば対象となります。ただし,食数を限定した提供や営業予定時間において早い段階で売切れとなってしまうような設定の場合には,顧客に対して「スマートミール」が常時提供されている環境とは言いがたいため,認証されない場合もあります。様式3に,提供時間や食数等の現状をしっかり記入してください。   
 
Q28. メニューに汁物を含めることは必須条件ですか?


A. 汁物は必須ではありません。
 
Q29. たとえば,魚定食の場合は,「①パターンの,主食+魚+付け合せ野菜70g以上+小鉢野菜70g以上+(汁)」でよいと思われるのですが,肉野菜炒めの場合は,「主食+主菜(肉60g以上+野菜70g以上)+小鉢野菜70g以上+(汁)」という捉え方でよろしいでしょうか。


A. はい。その捉え方で間違いありません。
 
Q30. 刺身の醤油や、味噌煮のたれなどはどのように考え、扱えばよいのでしょうか。


A. 認証を得ようとする「スマートミール」については,基本的に,店舗・事業所が提供するものすべてを含むものが基準内に収まっているという理解で捉えます。
 以上より,提供されたものを顧客がすべて喫食するという前提で基準を満たす構成にしてください。
 
Q31. ソースなどの調味料は,食堂の一か所にまとめて設置しており,喫食者が自由にかけることができます。提供する時点では,かけていないので,栄養計算には,含めなくてよいですか。


A. いいえ,含みます。一般的に調味料をかけて食べるメニュー(例:サラダ)では,標準的な調味料の量で,栄養計算に含んでください。
 
Q32. 「スマートミール」の基準で,「特定の保健の用途に資することを目的とした食品や素材を使用しないこと。」について,減塩しょうゆや減塩みそ,減塩だし調味料は,該当するのですか。


A. 減塩醤油や減塩味噌については使用していただいて構いません。
「生理的機能に影響を与える特定の保健の用途に資することを目的とした食品や素材を使用しない」とは,3次機能・生理機能を調整する働きを有する食品や素材を使用しないことや,それを強調して謳わないことを意味しています。
 
Q33. スマートミールは営業日は毎日提供していなければ対象にはならないのでしょうか。週に1度,又は月に1度提供していたら対象にならないのでしょうか。


A. 対象にはなりません。本制度は,「健康な食事(スマートミール)」を継続的かつ健康的な環境(栄養情報の提供や受動喫煙防止等に取り組んでいる環境)で提供している店舗・事業所を認証する制度です。
したがって,営業日はいつでも(毎日)スマートミールが提供されていること(予約販売含む)が必要です。週あるいは月に一度,イベント的にスマートミールを提供している場合は認証対象にはなりません。
「給食」の場合は,日替わり,週替わり等,継続して異なるメニューを提供している必要があります。
 
Q34. 「スマートミール」は常時提供されていなければいけませんか。平日はサラリーマンを対象としているので,「スマートミール」を提供しやすいのですが,週末は客層が違います。


A. そのような店舗の場合、平日、提供されていれば問題はありません。必須項目の提出書類の中に、そのことがわかるように説明してください。
 

Q35 . 2020年12月に,日本食品標準成分表2020年版(八訂)が発表されましたが,栄養計算は,新しい成分表を使わないといけませんか。


A. どちらを使ったかわかるよう,様式3の指定箇所にご記入いただければ,日本食品標準成分表2020年版(八訂),日本食品標準成分表2015年版(七訂)どちらを使っていただいても構いません。ただし,七訂より前のものは,使えません。なお,現在,七訂から八訂の移行期間ととらえ,第7回認証以降でも,七訂の利用を認めますが,今後,八訂のみになる可能性もあります。
 
Q36. 日本食品標準成分表2020年版(八訂)でも,同じ基準を用いていいのですか。


A. 第7回認証では,八訂を用いた場合,「ちゃんと」は450~650 kcal, 「しっかり」は620~850 kcalとします。新しい算出方法による値が大部分を占めるまでは,「ちゃんと」のエネルギー量の上限は650 kcalに据え置きますが,七訂よりも低下することが予想されます。したがって,八訂で栄養計算する場合は,2年毎の更新を視野におくと,620 kcalを上限として献立を考案されることをお勧めします。
 なお,計算値ではなく,分析値を用いる場合,食品表示基準の分析方法に合わせ,七訂の基準(「しっかり」650~850 kcal)を用いてください。
詳細は,スマートミールのウェブサイトをご覧ください。検証内容の詳細及び新基準の根拠について  LinkIcon https://smartmeal.jp/pg350.html
 
Q37. 日替わりの場合、連続する5メニューの栄養情報及び画像を添付することになっていますが、週替わりや月替わりの場合も、連続する5メニューの提示が必須なのでしょうか?


A. 週替わりや月替わりの場合には,原則ある期間の1サイクルに該当する連続4週間分もしくは連続4か月分のメニュー提示をお願いいたします。なお,連続する4メニューの提示が難しい場合には,事務局宛にご相談ください。なお,給食部門には,「1つの定番メニュー」での応募はできませんのでご注意ください。
 
Q38. 月替わりのメニューは,変わるたびに変更届が必要ですか。


A.  日替わり5メニュー,週替わり,月替わり4メニューを提出いただければ,変更届は不要です。ただし,季節ごとは変更される場合は,4メニュー提出するのは,難しいと思いますので,変更届でメニューを提出ください。
 
Q39. エネルギー産生栄養素バランスで,たとえば脂質は30%エネルギー未満ということで,少しでも超えているとダメなのでしょうか。


A. 小数第1位を四捨五入し,下記のとおり,各値がそれぞれの範囲に入っているかを確認しています。未満でなく以下(つまり30を含む)でお考えください。
・たんぱく質比率 13~20%エネルギー
・脂質比率    20~30% エネルギー
・炭水化物比率  50~65%エネルギー
 
Q40. 炭水化物の%エネルギーは,炭水化物量(g)×4 kcal/総エネルギー(kcal)×100で計算したらよいですか。


A. 炭水化物の%エネルギーは,以下の計算を用いてください。
100 %-(たんぱく質(またはアミノ酸組成によるたんぱく質)エネルギー比率+(脂質(または脂肪酸のトリアシルグリセロール当量)エネルギー比率)
 
Q41. スマートミールの基準のエネルギー産生栄養素バランスの目標量は,18歳から49歳までの基準ですが,50歳以上の人に提供しても大丈夫ですか。


A. 18~49歳,50~64歳,65歳以上では,たんぱく質の範囲が異なります(各々13~20,14~20,15~20%エネルギー)。第5回までに認証された外食・中食のメニュー509食を解析した結果,たんぱく質の中央値(25,75パーセントタイル値)は,16.3(14.6, 18.3)%エネルギーであり,ほぼ全世代の範囲内に入っていました。このことから,50歳以上の方に召し上がっていただいても,問題がある可能性は低いと考えられます。また,エネルギー産生栄養素バランスの指標は目標量です。絶対的な値ではありませんので,状況に応じて活用することが求められます。
 
Q42. 主菜の食品群別重量の考え方がわかりません。どのように整理して重量を振り分ければよいのでしょうか?


A. 「主食+主菜+副菜」パターンは,主食・主菜・副菜の組合せた食事を知ってもらう食育的な意味合いを含んでいます。
よって,主食・主菜・副菜が明確にわかる献立(例:焼き魚定食,ハンバーグ定食)の時,主菜の主材料(例:魚,肉)の重量をご記入ください。栄養量やPFCバランスに記入する値は,献立全体の値になるため,ここに記入した食品の重量から算出される値より高くなります。
 
Q43. 主菜の魚・肉・卵・大豆製品については加熱調理後の重量が基準の計算値ですか。それとも、生の状態での重量が基準となりますか。


A.  主菜の魚・肉・卵・大豆製品については、加熱前の食材料の重量が基準の計算値です。なお、主菜の魚・肉・卵・大豆製品の材料60~120gは目安量です。最終的には、PFC%(たんぱく質13~20%E、脂質20~30%E、炭水化物50~65%E)で、栄養バランスをご確認ください。
また、加工品をお使いの場合は、製品の商品規格書(仕様書)に記載の重量、栄養成分値をお使いいただき、欄外にそのことがわかるように示してください。
 
Q44. 野菜の乾物を利用した場合、野菜の重量は乾物重量ですか。それとも、戻した後の重量ですか。


A.  野菜の乾物を使用した場合、野菜重量は戻した後の重量で計算してください。栄養量では乾物重量を用い、標準成分表の乾物の値で計算してください。また、乾物重量と戻し・調理後の重量の換算をどのようにしたか、欄外に記載するか、根拠資料を付けてください。
 
Q45. 主食の部分に含まれる魚,肉,大豆製品と野菜等の重量は,どの範囲までカウントしていいのですか。たとえば,巻き寿司の具材,いなり寿司の具材,ちらし寿司のトッピング具材はカウントしてよいのでしょうか。


A. 各料理別重量の主菜の重量は,主食・主菜・副菜パターンの場合は主菜の主材料,主食・副食パターンの場合は,副食の主材料の重量をご記入ください。なお,主食・主菜または副食の重量は目安になり,栄養バランスはPFC比で確認します。ただし,野菜等の量については,すべての料理で使用された重量をカウントしてください。
たんぱく質の量を含む,すべての栄養量は,該当するスマートミール一食分の値をご記入ください。
 
Q46. カフェテリアなのですが、会計やレジ記録からモニタリングが難しく、アンケートによる調査を実施しようと思います。たとえば、「週にどの程度スマートミールを選択していますか。ここ数か月の状況を教えてください」とたずね、選択肢(週5回、週3~4回、週1~2回、ほとんど利用しない、利用したことが無い)で回答してもらうということでも大丈夫ですか。


A.  アンケートでの確認でも構いません。
ただし、顧客が「スマートミールの基準を満たす主食・主菜・副菜を選択していたか」が説明できるアンケートでなくてはいけません。
したがいまして、ご提案の「週にどの程度スマートミールを選択していますか」の質問では、顧客がスマートミールの基準を「正しく理解」し、基準にあった選択をしているかがわかりません。スマートミールの組合せを提示し、その組合せを選択したか、といった聞き方で、スマートミールの基準にあった選択をしたかをご確認ください。
 

Q47. 「スマートミール」を提供しているのかについて確認できる情報とは、どんなものを想定していますか?


A.  たとえば、「スマートミール」とはどういうものかという情報,「スマートミール」が常時提供されていることについて紹介されているメニュー表や献立表、サンプルケース、カタログなどを想定しています。
 
Q.48. 給食において,食品ロス削減の観点から,毎日提供される飯,味噌汁等は,生サンプルではなくフードサンプルに変更しようと思っていますが,問題ないですか。


A.問題ありません。ただし,応募時の資料(様式3記載のメニューの写真)には,提供通りの写真が必要になりますのでご注意ください。
 

Q49. 応募にあたって、「メニュー選択時にわかる」ことが確認できる資料とは、どんなものを想定していますか?


A.  「メニュー選択時にわかる」とは、顧客が尋ねなくても情報が何らか提供されることを指します。
例えば、顧客が商品購入時に販売レジの横に置かれた卓上資料で内容を確認することができたり、メニュー表と一緒に内容が示されたポップが挿入され情報提供されているなどの内容と方法について、情報を提示してください。
 
Q50. プロモーションは「おすすめ」以外の表現でも構いませんか。


A. スマートミールの販売を促進していることが分かれば,「管理栄養士監修」と強調する,メニュー表で一番上に表示する,フォントサイズを一番大きくする等,他の表現でも構いません。
 

Q51. 「スマートミール」の選択に必要な栄養情報とは、どんなものを指しますか?


A.  ここでいう栄養情報とは、「スマートミール」を選び食べるために必要な個人の情報のことで、性、年齢、身体活動量等、栄養必要量に関する情報のことを言います。スマートミール該当商品の具体的な栄養成分やその機能などを紹介する情報ではありません。 
 
Q52. 「スマートミール」を説明できる人とはどんな人を想定していますか?


A.  「スマートミール」の基準やその日に提供しているメニュー名を説明できる人を指します。ただし、一方的な情報提供ではなく、質問に応じて、店舗・事業所の「スマートミール」を取り扱う考えや基準、コンセプトなどについても、顧客とコミュニケーションをとりながら情報提供できる人のことを指します。
 
Q53. 「スマートミール」を説明できる人は、管理栄養士や栄養士でないと、該当しないのですか?


A. 「スマートミール」を理解し、顧客等に説明できれば、管理栄養士や栄養士など資格を有していなくても、問題ありません。
なお、店舗内で顧客に対して説明等をする際、どのように対応をしているかについては、応募書類に体制や対応方法を提示していただく必要があります。
 
Q54. 説明者は常時いなくてはいけないのですか?


A.  顧客・喫食者から問い合わせがあった際に対応できる状況になっていれば、その場に説明者がいなくても構いません。
なお、その場合は、説明者がいない時の対応方法やその場で利用している説明資料などをご提示ください。
 
Q55. 管理栄養士・栄養士が「スマートミール」にどのように関与していれば、作成・確認に関与していると言えるのでしょうか?


A.  例えば、メニュー企画の際の助言、メニュー作成や栄養計算、付帯する栄養健康情報の企画作成などを想定しています。
 
Q56. 管理栄養士が献立を作成していませんが,店舗等内における問い合わせの説明には管理栄養士や栄養士が関与しています。こういうケースであれば,この項目は該当しますか。


A.  該当します。管理栄養士や栄養士は,直接,献立作成をしていなくても,献立や提供する「スマートミール」の栄養量等について確認し,栄養面において,監修していれば問題ありません。
管理栄養士や栄養士の役割は,以下の通りです。
・提出書類の主に栄養に関する内容を確認する
・栄養に関する内容と他の書類(例:メニュー表の写真)の一致を確認する
・申請したスマートミールの品質を定期的にモニタリングする
 
Q57. 管理栄養士を外注で頼もうと思っていますが、委託した管理栄養士や栄養士でもここに示して問題ありませんか?


A.  提供する「スマートミール」の栄養量等について確認し、提出書類に必要な内容(氏名や連絡先、登録番号等)を記入できる方であれば、委託した管理栄養士や栄養士で問題ありません。
 
 Q58. 管理栄養士等の異動等により変更届を出すことになっています。外注している場合は,その管理栄養士等の異動の状況を申請者は把握する必要があるのでしょうか?


A.  必要あります。提供しているスマートミールの献立作成に関わった管理栄養士等の担当が変更となった場合は,連絡をもらうよう,委託した際に確認をお願いします。
 
Q59. かなり徹底して分煙(階ごとに仕切るなど)を行っていますが、全面禁煙でないとこの項目は該当しませんか?


A.  店舗内全面禁煙が認証の基準となります。
空間や時間を区切り、分煙を徹底して実施していたとしても全面禁煙でなければ本項目には該当しません。
 
Q60. 店舗がフードコート内にあるのですが、ビルの同一階に喫煙ルームが別途設置されています。このような場合、この項目は該当しないのでしょうか。


A.  該当します。フードコートで、同一フロアの離れた場所に喫煙専用室が設置されている場合は、店内禁煙として認めます。
 
Q61. 社員食堂への入り口と、喫煙室への入り口が別にあれば、店内禁煙に該当しますか。


A.  食堂に付随した喫煙室であれば、入り口が別であっても該当しません。食堂に付随した喫煙室でなく、距離の離れた場所にある場合は、該当する可能性もあります。その場合、図面を提出いただき、こちらで確認させていただきます。
 
Q62. 社員食堂の入り口から通った先に、部屋として仕切られた喫煙室がある場合、店内禁煙に該当しますか。もし、該当しない場合、喫煙室を閉鎖しない限り、該当しないということですか。


A.  該当しません。
外食で店舗内に喫煙室があることと同じことになります。食堂脇あるいは、食堂内にある喫煙室を閉鎖していただく必要あります。社内のその他の場所にある喫煙室については不問です。
 

Q63. 「スマートミール」でいう精製度の低い穀類とは何を指しますか。


 A.  押し麦や玄米,五穀米等を指します。なお,これらの穀類が2割程度配合されているか,見た目で精製度が低い穀類であることがわかることが必要です。
 
Q64. 主食に精製度の低い穀類を推奨されていますが、雑穀米や玄米などの米類のほか、全粒粉のパン、全粒粉の麺やそば粉率の高いそば等は該当するのでしょうか?


A.  精製度の低い穀類には、玄米等の米類の他、全粒粉のパンや麺も含まれます。
蕎麦も、十割蕎麦や二八蕎麦といった蕎麦粉が多い蕎麦も含みます。
 
Q65. 選択肢として精製度の低い主食を用意しています。そのような場合,項目8は該当すると考えても良いですか。


A.  該当します。
この項目は,精製度の低い穀類を含む主食をスマートミールの主食として,提供していることを確認する項目です。「提供している」には,選択肢としての提供も含まれます。なお,もし,毎日精製度の低い穀類を提供していない場合,週3日以上提供されている必要があります。そのことがわかるように,申請書にご記入をお願いします。
 
Q66. 選択肢でなく,最初から,精製度の低い穀類を提供していても,メニュー選択時にわかるよう情報提供する意味は何ですか。


A. この項目は,顧客に精製度の低い穀類を知ってもらうことを目的としています。よって,メニューに「スマートミールには玄米を使用しています」と表示するなど,,精製度の低い穀類の提供について顧客に案内していることがわかる根拠資料があれば,この項目に該当します。
 
Q67.  「スマートミール」の基準のうち、450~650㎉未満の場合には、ご飯量は150~180g(目安)となっていますが、主食の量は自由に設定できるという解釈でしょうか?例えば、「スマートミール」のご飯量を180gで設定した場合、120gも選択できますとしていればあてはまりますか?


A.  ここでいう主食量の選択と調整は、あくまでも「スマートミール」の基準の範囲内での選択または調整とします。たとえば、ご飯量を120gと180gの2サイズ作ったとした場合、どちらを選択しても、PFCバランス内に納まっている必要があります。
なお、この項目にチェックした場合には、調整後の栄養量がスマートミールの基準の範囲内であることを示す根拠資料をあわせて提出いただくことになります。
 
Q68. 主菜の主材料として、週3回以上、魚料理や大豆・大豆製品の料理を提供していることについて確認できる資料とは、どんなものを想定していますか?


A.  例えば、コース(シリーズ)品として提供しているメニューのうち、週3日以上、魚料理や大豆・大豆製品料理が提供されていることが店舗・事業所内のメニュー表やウェブサイト、カタログ等で確認できるのであれば、その画像やコピー等を提示してください。
 
Q69. 魚もしくは大豆・大豆製品の週3日以上の提供について、主菜(魚及び大豆・大豆製品)として必要な重量は決まっているのでしょうか?


A.  スマートミールの主菜の目安については、「ちゃんと」では60~120g、「しっかり」では90~150gとして紹介しています。
なお、顧客自身が、魚や大豆・大豆製品の提供を認識し、選択できることが大切ですので、上記参考値にこだわらず、顧客の視点で魚や大豆・大豆製品が週に3日以上提供されていることを判別できる状況で提供されていれば、本項目を選択していただいても構いません。もし、本項目を該当できるかどうか不明な場合は、事務局までお問い合わせください。
 
Q70. 栄養成分表示は、どういう方法で算出しても問題はありませんか?


A.  食品分析に基づく分析値でも、日本食品標準成分表をはじめとする、妥当な根拠に基づく利用可能なデータベースの数値を利用した計算値でも問題ありません。登録された栄養成分表示については、様式3とあわせて提出いただきます。なお,日本食品標準成分表は,七訂を用いたのか,八訂を用いたかを明記ください。審査等の段階で事務局から内容に関する問い合わせを求める場合がありますので、応募者は責任をもってその根拠を説明できるよう対応をお願いします。
 
Q71. これまで栄養成分表示は、顧客の理解しやすさを考え、「塩分」と表記してきたのですが、「食塩相当量」にしなくてはいけないのでしょうか?
また、献立表以外にも、「塩分控えめ」「塩分少なめ」という表記で訴求してきていますが、これらも修正しなくてはいけないのでしょうか?


A.  栄養成分表示のうち、重量(g)表記が伴うものについては、「塩分」や「塩分量」ではなく、「食塩相当量」と表記して下さい。
販促ポスターやテーブルメモなど、「食塩相当量」が少ないことや控えめであることを顧客等に伝えることを目的としたもので重量(g)表記を伴わない場合は、「塩分控えめ」、「塩分少なめ」などの表記を用いることは問題ありません。
 
Q72. カフェテリア方式の場合、“単品ごと”の栄養成分表示は食堂利用者に対し行っています。それらをスマートミールとして組み合わせた際の栄養成分「合計値」を記載することは必要ですか。


A.  「合計値」を示すことが必要です。
カフェテリアでは、スマートミールの基準に合致した組合せを提示する必要がありますので、オプション13、14をチェックする場合は、合計した値を示してください。
 
Q73. 義務化されている5項目をすべて表示した上で、飽和脂肪酸の表示をしなければ、ここは該当しないのでしょうか?


A.  その通りです。
エネルギー、たんぱく質、脂質、炭水化物、食塩相当量の5項目すべてを表示した上で、飽和脂肪酸の表示をした場合にのみ、この項目をチェックすることができます。
 
Q74. 「スマートミール」を推進するためのインセンティブとは、例えば、どのようなものですか?


A.  ここで言うインセンティブとは、ポイント獲得できることや何か景品が当たるなどのお得感があること、他のメニューよりも安価な金額設定になっていること、スマートミールを選択した場合、支払った費用の一部が返金されることなどが一例です。
 
Q75. スマートミールを選択するためのインセンティブに、TABLE FOR TWO等の支援寄付活動も該当しますか?


A.  該当しません。
TABLE FOR TWO等の支援寄付活動はあくまでも寄付が目的であって、本認証が目指すスマートミールを選択しやすくするインセンティブとは異なります。
 
Q76. カフェテリア形式であるため、汁物をつけるかどうかは、顧客の判断になります。また、漬物もつけておらず、調味料等をまとめて置いている場所に漬物も設置して、必要な人は各自で自由にとることができます。したがって、周知をしなくとも、食堂利用者は「メニューに汁物、漬物はつけないことができる」ことがわかると考えていますが、「メニューに漬物や汁物をつけないことができ、メニュー選択時にわかる(オプション17)に該当しますか。


A.  この状況では、該当しません。
これは、すでに漬物や汁物がセットになっているメニューについて、つけない選択ができることを意味しています。この項目は、食塩摂取量を減らすことが可能な環境であるかを意味しており、自由に選択できる環境を確認するものではありません。
 
Q77. 野菜70g以上のメニューについて、単品メニューとして提供されていることが条件となっていますが、野菜をたっぷり加えたラーメンなどは該当しますか


A.  該当しません。
この項目の目的は、あるメニューに追加して野菜を摂取できる環境にあるかということを意味しています。よって、野菜の小鉢やサラダなどの単品メニューを対象としています。
 
Q78. 野菜や牛乳・乳製品、果物については、毎日提供していないとあてはまりませんか?提供回数の基準はありますか?


A.  基本的には、毎日提供している環境を指しますが、平日と週末で客層が異なる店舗においては、平日のみでも構いません。そういう店舗であることがわかる資料を提出ください。
 
Q79. 牛乳・乳製品の定義はありますか。


A. 食事バランスガイドに準じ,1メニュー(1商品)でカルシウム70mg含むものとしています。食事バランスガイドで,1SVが原則,主材料の量的基準の2/3以上となっていることから,100mgの2/3で,66.7mgとなり,70mgとしました。
 
Q80. 食堂に牛乳の販売機を設置している場合もあてはまりますか。


A. あてはまります。
 
Q81. 牛乳や果物について、食堂に隣接された別会社が運営するカフェや売店で販売されています。このような場合、該当しますか?


A.  該当します。
この項目では、顧客が健康を意識した食物を常時入手できる環境にあるのかどうかを指しているためです。その場合、様式1の「協力・連携している事業者・団体名」にその会社名を記入してください。
なお、認証期間の途中で、該当品の販売・提供等がなくならないよう、応募前に、カフェや売店に認証制度や応募について状況を伝え理解いただいていから、本項目をチェックしてください。
 
Q82. スマートミール以外での果物の提供目​安量はどれくらいですか?


A. 食事バランスガイドの果物1SVの量的基準は主材料100 gであること,1SVの算出は1SVの2/3以上1.5未満となっていることから,可食部65 g以上の提供を目安としてください。
 
Q83. パンケーキやパフェに果物が載っている場合,オプション21の果物の提供をカウントできますか。


A.パンケーキやパフェを摂取することで,果物以外のエネルギーを摂取することになるため,カウントできません。シロップ漬けの果物も対象外です。オプション19の果物とは,カットフルーツなどの果物を指します。
 
Q84. スマートミールに含まれない料理で減塩対策をしている場合も当てはまりますか。例えば、減塩醤油を調味料置場においている場合や、常時 減塩味噌汁を提供している等の場合は、あてはまりますか。


A.  該当します。
どのような減塩調味料をどのように設置しているか、確認できる情報をご提示ください。
 
Q85.  スマートミールで減塩調味料を使用しています。オプション22は該当しますか。


A.  スマートミールのみでの使用は該当しません。
この項目は,スマートミール以外の食事で,減塩を促進するために設けられた項目です。たとえば,スマートミール以外の食事にそえる調味料に,普通醤油だけでなく,減塩の醤油を選択肢として用意するなどが該当します。スマートミールで減塩調味料を用いていただいて構いませんが,スマートミール以外の食事でも,減塩調味料を提供している場合,この項目は該当します。
 
Q86. ここで言う食環境改善のための会議等とはどのような会議が該当しますか?


A.  食環境改善のための会議とは、「健康な食事・環境」の提供について話し合う場のことを指しています。
外食・中食部門では、商品開発会議等の中で「健康な食事・食環境」に関する討議が最低3ヶ月に1回以上実施されていることが目安です。 
給食部門では、給食会議、食堂会議など給食会社と定期的に実施されている会議が該当します。会議は月1回程度の実施を推奨、最低3か月に1回以上の実施が目安です。
なお,会議は今後も定期的に開催される必要があります。そのことを応募時にご説明ください。
 
Q87.   食環境改善のための会議等の資料には,何を提出したらいいのですか。


A.  過去の開催実績(日時,開催場所,参加者,検討事項等)について確認できる資料を提出,もしくは応募フォームに「会議の名称,参加者,開催日時,場所,検討事項(内容)」について記載してください。
氏名や内部的な情報など外部に出せない資料(会議禄等)のご提出は不要です。
 
Q88. 事業所(会社)から食費の補助があることを示す資料とは、どういったものを想定しているのでしょうか?


A.  例えば、給食受託会社に毎月管理費が支払われており、その分従業員に安く食事を提供できる環境となっている場合には、毎月の管理費の請求書などの根拠資料をつけていただくか、補助されていることがわかる内容を記した説明資料を作成の上、提出してください。なお、その際、具体的な金額等の開示までは必要ありません。差し支えない範囲で結構です。
 

Q89. 現地審査は行われますか?


A. 認証にあたって,現地審査は行いません。ただし,関与している管理栄養士・栄養士には,応募時のメニューが提供されているかの確認をお願いします。また,提出された書類について問い合わせをさせていただく可能性,認証後に内容が実施されているかを確認させていただく可能性があります。
 
Q90. 認証にあたって費用等はかかりますか?


A.  第6回および2022年1月時更新から,審査料が有料になりました。
 
Q91. 減免申請には,根拠資料が必要ですか?また,どんな理由を適切な理由に相当しますか?


A.  減免申請は自己申告であり,根拠資料を提出いただく必要もありません。たとえば,「家族経営であり,売上げは月〇万円程度であり,自分たちの生活費程度しかない。免除を希望する」「コロナの感染拡大により,これまで月〇万円だった売上げが,現在〇万円に減った。免除を希望する」というような理由が考えられます。
 

Q92. 失効届及び変更届に該当する事案がなければ,2年(認証期間)の間,応募店舗・事業所から事務局宛に報告することは何もありませんか。


A.  失効や変更に関する事案がなければ,報告する必要はありません。
 
Q93. 一時停止中の更新でも,審査料を支払わないといけませんか。


A.  更新対象の店舗・事業所様には,基本的にお支払いをお願いしております。減免制度もありますので,支払いが難しい場合,減免申請をご検討ください。