スマートミールとは

HOME | スマートミールとは

スマートミール®(略称 スマミル)とは?

 

健康づくりに役立つ栄養バランスのとれた食事のこと。
つまり一食の中で,主食・主菜・副菜が揃い,野菜がたっぷりで食塩のとり過ぎにも配慮した食事のことです

 

 スマートミール®(略称スマミル)とは,健康に資する要素を含む栄養バランスのとれた食事の通称です。
 スマートミールの基準は,厚生労働省の「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の目安」(平成 27 年9月)を基本としています。その他、食事摂取基準や健康な食事に関する研究結果(エビデンス)を参考にしています。
 

スマートミール1食あたりの基準

厚生労働省の「生活習慣病予防その他の健康増進を目的として提供する食事の目安」等に基づき基準を設定しています。 
 スマートミールの基準 ちゃんと
しっかり
450~650kcal未満 650~850kcal※
(八訂の場合、620~850kcal)
☆栄養バランスを考えて「ちゃんと」食べたい
一般女性の方向け
☆栄養バランスを考えて「しっかり」食べたい
男性や女性の方向け
主 食 飯、パン、めん類 (飯の場合)150~180g(目安) (飯の場合)170~220g(目安)
主 菜 魚、肉、卵、大豆製品 60~120g(目安) 90~150g(目安)
副 菜 野菜、きのこ、海藻、いも 140g以上 140g以上
食塩相当量   3.0g未満 3.5g未満

※ 八訂で栄養計算を行う際の「しっかり」のエネルギー量の基準(下限)は、620~850kcalに変更しました。(2022.10.1~) →詳しくはこちらをご覧ください。


※日本人の食事摂取基準(2020年版)に掲載された一日の推定エネルギー必要量の1/3量を適正として考えた場合の例です。必要なエネルギー量は個人によって,また日々の活動量によって異なります。体重や体格の変化をみながら,食事の選択を調整しましょう。
 

1 

エネルギー量は,1食当たり450~650 kcal未満(通称「ちゃんと」)と,650~850 kcal(通称 「しっかり」)の2段階とする。※ただし,日本食品標準成分表2020年版(八訂)で,栄養計算を行う際の「しっかり」のエネルギー量の基準は,620 kcal~850 kcalになります。

2 

料理の組み合わせの目安は,①「主食+主菜+副菜」パターン ②「主食+副食(主菜,副菜)」パターンの2パターンを基本とする。

3 

PFCバランスが,食事摂取基準2020年版に示された,18歳~49歳のエネルギー産生栄養素バランス(PFC%E; たんぱく質13~20%E, 脂質20~30%E, 炭水化物50~65%E)の範囲に入ることとする。

野菜等(野菜・きのこ・海藻・いも)の重量は、140g以上とする。 

食塩相当量は,「ちゃんと」3.0 g未満,「しっかり」3.5 g未満とする。

6 

牛乳・乳製品,果物は,基準を設定しないが,適宜取り入れることが望ましい。

7 

特定の保健の用途に資することを目的とした食品や素材を使用しないこと。

 
 なお,上記(6)について,これらの食材をスマートミールの一部として用いた場合には,スマートミールの基準の総エネルギーやPFCバランス,食塩相当量に納める必要があります。オプション項目20及び21牛乳・乳製品,果物の提供に関する項目は,スマートミール以外での提供に関する項目です。
詳細は,「応募要項第5応募申請上の留意点2-2オプション項目」でご確認ください。
 
スマートミールだけで,健康になったり,生活習慣病が予防できるわけではありません。
健康づくりには,スマートミールのような,栄養バランスのとれた食事を継続的に食べ,積極的に身体を動かし, 禁煙,節酒を心がけるなど,適正な生活習慣が重要です。また,現在治療を受けておられる方は,主治医にご相談の上,スマートミールをご利用ください。



スマートミールの審査・認証は,以下の学会等で構成される認証委員会が行っています。

認証委員会

日本栄養改善学会  日本給食経営管理学会  日本高血圧学会  日本糖尿病学会  日本肥満学会  日本公衆衛生学会    

健康経営研究会  日本健康教育学会  日本腎臓学会  日本動脈硬化学会  日本補綴歯科学会  日本がん予防学会

スマートミールとは

LinkIcon印刷用PDFはこちらか 
QRコードデータはこちら  
スマートミールの説明にメニューなどでご使用ください。
スマートミールとは

LinkIcon印刷用PDFはこちらか 
QRコードデータはこちら  
スマートミールの説明にメニューなどでご使用ください。

1食あたりの提供エネルギー量(2段階)による分類
 
①「主食+主菜+副菜」パターン

項 目  「ちゃんと」 450~650kcal未満 「しっかり」 650~850kcal
(八訂の場合、620~850kcal)
主食 ・飯,めん類,パン
 飯の場合は,1食当たり150~180 g(目安)
・飯,めん類,パン
 飯の場合は,1食当たり170~220 g(目安)
主菜 ・魚, 肉, 卵, 大豆製品:60~120 g(目安) ・魚, 肉, 卵, 大豆製品:90~150 g(目安)
副菜1(付合せ等) ・野菜, きのこ, いも, 海藻:140g以上 ・野菜, きのこ, いも, 海藻:140g以上
副菜2(小鉢、汁)
食塩 ・食塩相当量:3.0g未満 ・食塩相当量:3.5g未満

注)副菜は,副菜1を主菜の付合わせ等とし副菜2を独立した小鉢とする方法,或いは副菜1と副菜2を合わせて1つの大きな副菜とする方法など,メニューにより自由に工夫をしても構いません。

 
② 「主食+副食(主菜, 副菜)」パターン

 項目 「ちゃんと」 450~650kcal未満 「しっかり」 650~850kcal
(八訂の場合、620~850kcal)
主食 ・飯,めん類,パン
 飯の場合は,1食当り150~180 g(目安)
・飯,めん類,パン
 飯の場合は,1食当り170~220 g(目安)
副食
(主菜、副菜(汁))
・魚, 肉, 卵, 大豆製品:70~130 g(目安)
・野菜, きのこ, いも, 海藻:140g以上
・魚, 肉, 卵, 大豆製品:100~160g(目安)
・野菜, きのこ, いも, 海藻:140g以上
食塩 ・食塩相当量:3.0g未満 ・食塩相当量:3.5g未満



これらの料理構成と食品の数値は,給食受託会社4社の1カ月間の“ヘルシーメニュー”提供献立を分析し,1食中及び料理(皿)ごとの食材の平均使用量,また各食品群における各食材の使用構成比率より求めた荷重平均成分値をもとに算出しています。