持続可能な環境に配慮した取組の基準について

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環境マーク
 
  
 

スマートミールの認証基準に新項目(持続可能な地球環境)が追加されます!

 
第9回認証審査(2025年)より,「持続可能な環境に配慮した取組等の基準」を追加いたします。これは,環境(持続可能な食)の観点から最低限意識してほしい食生活の視点として農林水産省が2024年に発表した「私たちと地球の未来につながる食生活 4つのポイント」を受けて実施するものです。基準を満たした場合,「環境マーク」が付与されます。

持続可能な環境に配慮した取組等の基準
【外食・中食部門】 【給食部門】
以下の①~②,③~④のそれぞれ1つ以上当てはまった場合,環境マークを付与します。 以下の①~③,④~⑤のそれぞれ1つ以上当てはまった場合,環境マークを付与します。
① スマートミールメニューにおいて,地元の食材を用い,それを表示している(★) ① 事業所(食堂)で提供する食事に,地元の食材を使っている(★)
② スマートミールメニューにおいて,持続可能な方法で生産・収穫された食材を用い,それを表示している(★) ② 事業所(食堂)で提供する食事に,旬の食材を使っている (★)
③ 事業所(食堂)において,持続可能な方法で生産・収穫された食材を使用し,そのことがわかるように表示している(★)
③ 店舗や事業所において食品ロス削減に取り組んでいる ④ 事業所(食堂)において食品ロス削減に取り組んでいる
④ 店舗や事業所において省エネ・省資源に取り組んでいる ⑤ 事業所(食堂)において省エネ・省資源に取り組んでいる
  留意事項:給食部門においては,事業所給食で持続可能な環境に配慮した取組み等を推進するため,スマートミールに限定せず提供している全ての食事を対象とする。
 ★印のついた項目の情報提供は必須となっています。各項目の具体例および基準の詳細は、登録フォームをご確認ください。
(登録フォーム:2025年1月1日公開)
 

この新たな基準は,スマートミールの認証を受けた食事や,スマートミールを販売する事業所の取り組みについては,申請者自身が確認するものであり,当コンソーシアムでは審査を行いません。そのため,申請者の申告に基づく登録制となります。
なお,外食・中食部門および給食部門にはそれぞれ基準や運用ルールが定められています。詳しくは登録フォームをご確認ください。


農林水産省.「私たちと地球の未来につながる食生活 4つのポイント」の構成と解説要領について
LinkIcon https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/attach/pdf/kankyo-33.pdf

 

(以下、抜粋)
⚫ 「私たちと地球の未来につながる食生活 4つのポイント」は、日頃から国民一人ひとりに、環境(持続可能な食)の観点から最低限意識してほしい食生活の視点を示すものです。「食事バランスガイド」に付記するなどして、同ガイドとあわせて活用していただくことを念頭に置いています。
⚫ 消費者が店頭で実際に環境によい食品を選択し、持続可能な食を支えるには、今後さらに社会全体で消費者が選択しやすい環境を整えていく必要もあり、すぐに実践できる面と社会全体の取組にあわせて行動していく必要がある面があります。この状況を踏まえ、「私たちと地球の未来につながる食生活 4つのポイント」は個別具体的で詳細な行動や選択の基準を提供するものではなく、今後の行動選択のための基本的な視点、リテラシーを獲得していただき、社会全体の取組にあわせて実践できるように後押しすることを狙いとしています。

 

「私たちと地球の未来につながる食生活 4つのポイント」

【基本となる心がまえ】
日頃の食品の選択や消費の仕方が、私たちの健康と地球環境の双方に深く関わっています。適量でバランスのよい食生活は、あなたや家族の健康にとって良いだけではなく、持続可能な地球環境にとっても大切です。
農林水産物・食品が食卓にとどくまでに、多くの水、エネルギーを使用し、土地や生態系等の環境に負荷をかけていることを食生活で意識しましょう。
【ポイント】
1.温室効果ガスの排出削減や生態系・生物多様性に配慮している食品への意識を高め、日々の選択に活かしていきましょう。
2.食卓にとどくまでのエネルギーが少なくなる地元産(地産地消)や、旬のもの(旬産旬消)を取り入れましょう。地域の生産者や、特色ある食品、郷土食に関心を持ち、その自然や風土とともに未来に引き継いでいきましょう。
3.食品の買い物や調理においても、省エネや省資源を心がけましょう。
4.食べきれるよう適量の購入、注文、調理を心がけ食品ロスを減らしましょう。食べきれないときも、廃棄にならない方法を心がけましょう。