い和多日本橋本店
い和多は,昭和40(1965)年に創業した老舗の弁当製造販売業者です。「健康な食事・食環境」認証制度(スマートミール認証制度)の先駆けとして先行実施にも取組んでくださった会社です。い和多は,企業の社員向けのお弁当を製造販売しており,朝10時まで注文を受付け,お昼に会社まで配達するというサービスを行ってらっしゃいます。商品管理責任者・管理栄養士の齊藤さんに,お話をいました。
い和多日本橋本店
い和多は,昭和40(1965)年に創業した老舗の弁当製造販売業者です。「健康な食事・食環境」認証制度(スマートミール認証制度)の先駆けとして先行実施にも取組んでくださった会社です。い和多は,企業の社員向けのお弁当を製造販売しており,朝10時まで注文を受付け,お昼に会社まで配達するというサービスを行ってらっしゃいます。商品管理責任者・管理栄養士の齊藤さんに,お話をいました。
はい。この建物は2年前に新築し,2階から4階で製造しています。工場は全部で4つあり,合計で1日約16,000食製造しています。
━ すごいですね。1日で,ですか。その中で,スマートミールはどれぐらいですか。
40%ぐらいですので,6400食ぐらいですね。後,同じく33%ぐらいが小盛(スマートミールとおかずは同じだが,ごはんが140gのため,スマートミールの基準には合致していない),残り30%弱がその他のメニューです。
━ スマートミールの認証を受ける前から,お弁当を製造販売されていたわけですが,認証を受けてから,売り上げはあがりましたか。
あまり言いたくはないのですが,食数は減りました。増えたお客様と照らし合わせて微減です。
━ それは中身が変わったからですか。
そうですね。スマートミールの基準にあわせようとすると,極端なメニューができなくなるんですよね。たとえば,油っ気の多いメニューやフライのミックスだったり,炊き込みご飯が作れなくなったので,メニューの幅が狭くなったとお感じになった方がいらっしゃると思います。
-逆にメニューが変わって喜んでいただいた方はいらっしゃいますか。
反面,野菜の量をしっかり確保しているので,体重が減ったよとメールいただいたり,手書きでメモをいただいたりとか。発注書にメニューが美味しかったよと書いてくださるところもあります。そういうフィードバックはすぐ調理主任宛に送りますね。この積み重ねで,この先食数を伸ばして行きたいと思っています。
━ 他に,スマートミールをはじめてよかったことはありますか。たとえば,調理のみなさんが変わったとか。
ありがたいことに,調理師がみんな意欲的で協力的です。一か月に一回献立会議をするのですが,調理師の方から,たとえば,調味料の使い方など,意見を積極的に出してくれます。こういう議論ができるようになったのも,スマートミールの認証を受けてからですね。調理師は,私(管理栄養士)だけが主張しているのではなく,基準にはエビデンスがあるというのを理解して,基準に合った弁当を作ることで,「これをやれば人の役に立てる」と信じて,弁当を作っています。
はい。この建物は 2 年前に新築し, 2 階から4階で製造しています。工場は全部で 4 つあり,合計で 1 日約 16,000 食製造しています。
━ すごいですね。1日で,ですか。その中で,スマートミールはどれぐらいですか。
40%ぐらいですので, 6400 食ぐらいですね。後,同じく 33% ぐらいが小盛(スマートミールとおかずは同じだが,ごはんが 140g のため,スマートミールの基準には合致していない),残り 30 %弱がその他のメニューです。
━ スマートミールの認証を受ける前から,お弁当を製造販売されていたわけですが,認証を受けてから,売り上げはあがりましたか。
あまり言いたくはないのですが,食数は減りました。増えたお客様と照らし合わせて微減です。
そうですね。スマートミールの基準にあわせようとすると,極端なメニューができなくなるんですよね。たとえば,油っ気の多いメニューやフライのミックスだったり,炊き込みご飯が作れなくなったので,メニューの幅が狭くなったとお感じになった方がいらっしゃると思います。
-逆にメニューが変わって喜んでいただいた方はいらっしゃいますか。
反面,野菜の量をしっかり確保しているので,体重が減ったよとメールいただいたり,手書きでメモをいただいたりとか。発注書にメニューが美味しかったよと書いてくださるところもあります。そういうフィードバックはすぐ調理主任宛に送りますね。この積み重ねで,この先食数を伸ばして行きたいと思っています。
━ 他に,スマートミールをはじめてよかったことはありますか。たとえば,調理のみなさんが変わったとか。
ありがたいことに,調理師がみんな意欲的で協力的です。一か月に一回献立会議をするのですが,調理師の方から,たとえば,調味料の使い方など,意見を積極的に出してくれます。こういう議論ができるようになったのも,スマートミールの認証を受けてからですね。調理師は,私(管理栄養士)だけが主張しているのではなく,基準にはエビデンスがあるというのを理解して,基準に合った弁当を作ることで,「これをやれば人の役に立てる」と信じて,弁当を作っています。
調理師のみなさんがお客さまの健康維持増進に責任を感じていて,スマートミールを製造していることを誇りに思っているというお話が印象に残っています。調理師のみなさんのプロ意識と,調理師と管理栄養士の信頼関係があるから,美味しいスマートミールを毎日お客さまにお届けできているんだと思いました。
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